2010年7月13日 (火)

ヘアキャッチャー

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【NO.256】「ヘアキャッチャー」のウソ・ホント

ヘアキャッチャーって何?
 ヘアキャッチャーとは、髪の毛などのゴミを取り除きやすくする簡単な装置だ。それは洗面台の洗面ボウル=洗い場の排水孔にはめ込まれる。排水孔には、必ずフタが設置される。フタを閉めれば、洗面ボウルにお湯を溜めることができる。そのためのフタだ。
 そのフタを引っ張り出すと、下部にプラスチック製のネットが一体化して付いている。このネット部分で髪の毛などのゴミを捕まえる仕組みである。


ヘアキャッチャーの長所は?
 ヘアキャッチャー長所は、ズバリ掃除の手間を半減させることだ。
 洗面ボウルには髪の毛が落ちやすい。落ちた髪の毛をそのまま流すと、排水孔が詰まる原因に。そこで、排水孔には、以前からネット状のものを設置していた。
 しかし、従来のネットは使い勝手がよくなかった。髪が絡みつきやすく、それを取り除くのが一仕事だった。そこで、ヘアキャッチャーは髪の毛を捕まえやすく、取り除きやすい形状になっている。
 ヘアキャッチャーを引っ張り出し、ゴミ箱の縁にトントンと軽く当てれば、すんなり髪の毛などのゴミが落ちてしまう。
 直接ゴミをつまむことなく、簡単に取り除くことができる。それが、ヘアキャッチャーの長所なのである。
 
 
ヘアキャッチャーに短所はないの?
 使った人の評価はとてもよい。使い勝手はとてもいいわけだ。
 あえて短所を探すと、「後付けができない」ということだろうか。既存の洗面台に、ヘアキャッチャーだけを取り付けたいと思っても、ヘアキャッチャーだけでは売っていない。「洗面ボウルのフタを閉める」という動作も兼ねるため、「どんな洗面台にも設置可能」というヘアキャッチャーを開発できないためと思われる。
 そのため、ヘアキャッチャーを使いたいという場合、洗面台を丸ごと交換しなければならない。それが残念な点である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2010年4月 6日 (火)

指紋跡が付きにくい鏡

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【NO.249】「指紋跡が付きにくい鏡」のウソ・ホント

指紋跡が付きにくい鏡って何?
249 洗面所に設置される三面鏡タイプの鏡は「ポップアップ式」になることが多い。ポップアップ式というのは「鏡の下端を軽く押すと、鏡が浮き、開きやすくなる」という仕組みのこと。鏡の裏が棚になっているため、ポップアップ式で開けやすくしてあるわけだ。
 ポップアップは便利な方式。しかし、短所がある。それは、鏡の下部を指で押すため、鏡に指紋跡が残ってしまうことだ。
 この指紋跡が残らないように、と考え出されたのが、「指紋跡が付きにくい鏡」。具体的には、「指で押す」部分にステンレス板を小さく設置する。ステンレス板は、ブラシ加工され、キズや指紋の跡が目立たないようになっている。
 ポップアップさせるときはステンレス板を押し、開くときもその部分に手を掛ければ鏡面に指紋が残りにくいというわけだ。


指紋跡が付きにくい鏡の長所は?
 ある不動産会社がマンション居住者にアンケートを行ったところ、「鏡を直接触ると指紋の跡が付く。それが気になるし、拭き取るのも面倒」という声が多かったそうだ。
 そのアンケート結果から生み出されたのが、「指紋跡の付きにくい鏡」。つまり、指紋跡が付きにくいことで掃除の手間を減らすこと。それが、最大の長所なのである。
 
 
指紋跡が付きにくい鏡に短所はないの?
 実際に、使ってみると、確か指紋跡は付きにくい。しかし、完全に防止できるわけではない。ステンレス板が小さめのため、指がはみ出しやすいのだ。かといって、ステンレス板を大きくするとき、見た目が野暮ったいし、鏡の面積が狭くなるといった弊害が生じてしまう。
 指紋が付かないように注意して使う心構えも必要ということだろう。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2009年3月17日 (火)

曇り止め鏡

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【NO.222】「曇り止め鏡」のウソ・ホント

曇り止め鏡って何?
221 洗面所に設置される大きな鏡=化粧鏡は湯気で曇りやすい。洗面ボウルにお湯を出すことで曇りが生じやすいし、隣接する浴室からの湯気で鏡が曇ることもある。
 鏡が曇ると、化粧や身繕いに支障が出る。そこで、鏡が曇らないようにいろいろな工夫を凝らす。工夫を凝らした鏡全般を「曇り止め鏡」と呼ぶ。
 曇りを止める工夫は大きく2種類ある。
 一つは、防曇フィルムを張るなど、鏡表面に加工を加えるもの。もう一つは、裏にヒーターを仕込み、鏡を温めて曇りをなくす方法だ。それぞれに長所と短所がある。


表面加工による曇り止めの特徴は?
 防曇フィルムを張るなどの表面加工による曇り止めは、比較的簡単に行えるのが特徴。費用も安く済む。ヒーター式曇り止めのように、効果が出るまで時間がかかることもない。
 しかしながら、曇り止め効果が長く続かないことが多い。フィルムを貼り直すような作業が必要になるわけだ。
 
 
ヒーター式曇り止めの短所は?
 ヒーター式曇り止めは、効果が長く続くのが特徴。電気のスイッチを入れれば、いつも曇り止めの効果が出る。
 一方で短所は、電気ヒーターを仕込むので設置の手間と費用がかかる。そして、スイッチを入れてもすぐに曇り止め効果が出ない。ヒーターが暖まるまで待ち時間が出ることも短所になる。
 それでも、曇り止めの効果が大きいため、一般的に分譲マンションの洗面所に設置されるのはこのヒーター式曇り止めである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2008年9月30日 (火)

子供用鏡

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【NO.211】「子供用鏡」のウソ・ホント

子供用鏡って、どういうもの?
 マンションの洗面所に子供用鏡を設置することがある。それは大きな鏡の下に設置されるものだ。具体的に説明しよう。
 三面鏡でも一枚鏡でも洗面所に設置される大きな鏡は洗面ボウルより20センチ程度高い位置に設置される。大人であれば、立ったままで自分の顔を映しやすい高さに置かれるわけだ。
 ところが、この位置では小さな子供が自分の顔を映すことができない。
 そこで、大きな鏡と洗面ボウルの間に生じる20センチ程度の壁——この壁に設置されるのが「子供用鏡」である。
 子供用鏡の高さは通常20センチ程度。横幅は大きな鏡の横幅に合わせる。大きな鏡の下にきっちり設置されるわけである。


なぜ、子供用鏡が必要なの?
211 小さな子供が洗面所で歯磨きしたり、顔や手を洗うときは踏み台に載る。踏み台に載っても大人用の鏡に顔を映すことができないので、子供用鏡が必要になるわけだ。
 もし、子供用鏡がなかったら、どうなるだろう。
 子供は洗面ボウルに手を掛けて伸び上がろうとする。洗面ボウルや洗面台の上に立つかもしれない。これは危険な行為だ。手や足を滑らせて転び、ケガをするかもしれない。そのとき化粧品の瓶など倒せば、被害が広がる。
 そのような危険をなくす意味で、子供用鏡は効果的なのである。
 
 
子供用鏡に短所はないの?
 子供用鏡は、子供が小さいときに重宝する。しかし、子供が大きくなれば不用になる。不用になるだけでなく支障も出る。
 支障というのは、「汚れが目立つこと」だ。
 洗面ボウルの周囲は水はねが飛びやすい。水はねが飛んでもタイル張りの壁面であれば気になりにくい。しかし、鏡だと汚れが目立つ。その結果、頻繁に掃除をするハメに陥る。そういう支障があるわけだ。
 そのため、子供用鏡が不用になったら、タイル張りに変えてしまう人がいる。そこまでしなくても、鏡の上にシール状の壁材(防水仕様のもの)を張るだけでも効果は大きいだろう。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2008年9月16日 (火)

三面化粧台

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【NO.210】「三面化粧台」のウソ・ホント

三面化粧台って、どういうもの?
210 三面化粧台というのは、洗面所に設置される大型の鏡が三分割されているものを指す。正面、右、左の三つに分けられ、左右の鏡は角度を変えることができる。つまり、合わせ鏡をしやすいわけだ。
 それだけでなく、鏡の裏が収納棚になっているので、化粧品や薬、歯ブラシ、そしてヘアードライヤーやティッシュペーパーなどをしまうことができる。それら細々したものをしまいやすいように、歯ブラシ立てやヘアードライヤー用のフック、コンセントなどを備えている。
 洗面や化粧をするときに使いやすさを追求しているのが三面化粧台といえる。


三面化粧台の長所は何?
 三面化粧台の長所は二つある。一つは鏡の角度を変えることで側頭部や後頭部を見やすいということ。二つめの長所は収納棚が多く、ものをしまいやすいということだ。
 以前の三面化粧台は、正面の鏡は固定され、開くのは左右の鏡だけという形式が主流だった。そのため、正面の鏡裏には収納棚が設けられなかった。これに対し、現在の三面化粧台は正面、左右すべての鏡裏に収納棚が設置され、収納力が格段に向上している。
 収納量が多いので、洗面所が片付きやすい。それが、三面化粧台の大きな利点となっている。
 
 
三面化粧台に短所はないの?
 三面化粧台を使っている人たちから不満の声は聞こえてこない。しかし、住宅購入時に迷うことはあるという。三面化粧台と大きな鏡を一面に張るタイプを選べるとき、どちらを選ぶかで迷うというのだ。
 一面鏡の場合、洗面所がお洒落に見える長所がある。ホテルの洗面所のようなムードになるわけだ。あえて鏡を小さくし、鏡まわりにモザイクタイルなどをあしらうと、さらにムードがよくなる。
 一面鏡のムードのよさをとるか、三面化粧台の使いやすさをとるか——この悩みに対する正解はない。好きなほうを選べばよい。それだけに、悩みが深くなるのも事実だが……。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2008年3月18日 (火)

コルクの床

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【NO.197】「コルクの床」のウソ・ホント《会員リクエスト》

コルクの床って、どういうもの?
 コルクといえば、ワインの栓に使われていることで広く知られる素材。コルク樫の樹皮をはがして利用する天然素材である。柔らかいが弾力があって丈夫。腐りにくいという性質があるので、栓に利用されるのだが、住宅用の建材として使われることが多い。
 住宅用建材で多く活用されるのは内装材、特に床材として。現在は、コルクでジョイント(凸凹)をつけたタイルをつくり、それを組み合わせて敷き詰める工法が主流。コルクタイルはカッターナイフで簡単に切ることができるので、DIYで床にコルクを敷き詰める人も少なくない。


コルクの床の長所は何?
 コルクは、キッチンや洗面所など水まわりと呼ばれる場所の床材として重宝される。それは、水まわりに適した長所を持っているからだ。
 まず、水気をはじき、浸透しにくい。腐りにくい。柔らかな感触があるし、断熱性も高いので洗面所やキッチンの床材として喜ばれるわけだ。
 
 
コルクの床に短所はないの?
 床材としての長所が多いコルクだが、短所もある。それは直射日光に弱いと言うこと。直射日光が当たる場所に採用すると、硬化してひび割れが生じたり、崩れやすくなる。そのため、日当たりのよいリビングに採用するのには向かないとされる。
 その点、直射日光が差さず、水気の多いキッチンや洗面所にはちょうどよい床材ということになる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2006年10月31日 (火)

リネン庫

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【NO.162】「リネン庫」のウソ・ホント

「リネン庫」って、どんなものなの?
162 リネン庫のリネンは、麻の布を意味する。テーブルクロスやシーツ、フキンといった家庭内で使われる布は、かつて麻製のものが多かった。このことから、家庭内で使われる生活布全般をリネンと呼ぶようになっており、リネン庫もそういった布類をしまう場所を意味する。
 現代の日本においては、生活布の中でも特にタオル類をしまう場所をリネン庫と呼び、洗面所に設置されるのが一般的だ。
 洗面所において、化粧品や洗剤類は洗面台のまわりにしまうことになる。それとは別の場所に設置される収納スペースがリネン庫となる。

「リネン庫」の最新傾向は?
 リネン庫は、本来、タオル類をしまう場所として生み出された。しかし、最近はタオル以外のものもしまう傾向がある。例えば、下着、そして、パジャマ類をしまう家庭もある。
 入浴や朝のシャワーの後、身につけるのは下着やパジャマ。それらを洗面所(脱衣所)にしまうのは合理的と考えられるようになり、リネン庫に下着類がしまわれるわけだ。
 タオルに加え、下着やパジャマをしまうため、リネン庫は大型化している。特に、分譲マンションではその動きが顕著だ。
 大きくするだけでなく、内側の仕上げをきれいにするようにもなっている。下着類がささくれに引っかからないよう、なめらかなに仕上げられるようになったのである。

「リネン庫」に短所はないの。
 人によっては、入浴後、すぐには下着を着けないこともある。だから、洗面所の収納に下着をしまう必要はないことになるのだが、その場合でも、リネン庫は不要ということにはならない。
 バスタオルやバスローブをしまっておく場所は、多すぎて困るということはないからだ。
 むしろ困るのは、リネン庫的な収納スペースがないとき。タオルをしまう場所が脱衣所から離れているのは何かと不便である。リネン庫はきれい好きの現代人にとって、必要な収納スペースになりつつある。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2006年10月 3日 (火)

ベッセル型洗面台

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【NO.160】「ベッセル型洗面台」のウソ・ホント

「二世帯同居間取り」って、どんなものなの?
 ベッセルを翻訳すると、「すり鉢状の器」、もしくは「台に置いた器」という意味。洗面台においては、台の上に四角や丸形の洗面器を置いたような形式全般をベッセル型と呼んでいる。
 これは和製英語ではなく、欧米でも使われている呼び名だ。日本では、洗面台と洗面器が一体化した形式が多くなっているが、それよりも凝った形といえるだろう。

「ベッセル型洗面台」の長所は何?
 ベッセル型洗面台の特徴は、見た目がお洒落であること。“ひと味違う”という意味で高級感もある。だから、分譲価格1億円以上のいわゆる“億ション”では、ベッセル型洗面台が好んで採用される。
 「このマンションは、他のマンションと違う」ことをアピールしたいとき、ベッセル型洗面台はうってつけの設備となるわけだ。

ベッセル型洗面台に短所はないの
 ベッセル型洗面台に対し、洗面カウンターに埋め込まれているのが「一体型の洗面台」。こちらのほうが、一般的である。
 一体型洗面台の長所は、掃除などの手入れが楽ということ。すき間にカビが発生するおそれも少ない。さらに、小さな子供にも使いやすいという長所もある。
 ベッセル型の場合、縁が高くなるので、小さな子供は手が届かないという事態が生じがちなのだ。
 それで、スタンダードレベルの住宅においては、ベッセル型洗面台の人気はいまひとつ。「普通の一体型洗面台でいいわ」という人が多くなっているのである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2006年5月30日 (火)

リノリウム

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【NO.127】リノリウムのウソ・ホント

「リノリウム」ってどういうもの?
 リノリウム(リノリュームと表記されることもある)という素材は、歴史の古い素材で、かつては戦艦の甲板に使われ、病院の床にも用いられるもの。一見、コールタールや艶のないビニール素材のようにも見える。その原料は亜麻(あま)という植物のタネからつくられる亜麻仁油(アマニユ)。参考までに、日本で麻とよばれる植物は亜麻(リネン)、大麻(ヘンプ)、黄麻(ジュート)などを総称したものである。
 亜麻仁油に松ヤニ、コルク粉、顔料などを加え、それを黄麻(ジュート)の布に塗り固めたシート素材がリノリウムだ。歴史の古い素材だが、ビニール素材におされ、需要が減少。それが、自然素材の再評価で再び注目されるようになったと言うわけだ。

「リノリウム」の長所、短所は?
 自然素材であるため、有害な物質を発生させない。そして、廃棄するときも焼却しやすいし、土に埋めても汚染などを起こさない。つまり、人と自然にやさしいことが大きな長所になる。
 亜麻仁油の成分により、抗菌効果があるため、医療施設の床に採用されることが多い。自然素材だが、発火点が高いため、燃えにくいのも長所になっている。
 非常に丈夫な素材だが、紫外線で変色することがあるので、直射日光が当たるところには向かないとされる。

「リノリウム」の最新傾向は?
 最新のマンションではリノリウムが見直されている。具体的には、洗面所の床材に採用されるケースがあるのだ。洗面所の床で一般的なのは、クッションフロア。これはビニール素材であるため、風合いに欠ける。そこで、抗菌効果もあるリノリウムが見直されているわけだ。
 地味な素材だが、これから採用例が増えてゆくものと考えられる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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ダブルボウル

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【NO.120】ダブルボウルのウソ・ホント

「ダブルボウル」ってどういうもの?
 ダブルボウルは、洗面所に採用される設備のひとつで、ボウルがダブルになっていることを指す。ボウルとは、洗面ボウルのこと。つまり、洗面器のことだ。
 洗面所で顔を洗うときなど、お湯を溜めるボウル——それを二つ設けるのが、ダブルボウルである。
 洗面所には大きな鏡がある。その鏡に面して二つのボウルを並べるのが、ダブルボウルの基本形だ。

「ダブルボウル」の用途は?
 ダブルボウルがあれば、合宿所や民宿の朝のように二人並んで歯磨きができる。が、一人では寂しいから二人一緒に歯磨きできるようにしているわけではない。
 例えば、朝の忙しい時間帯に年頃の娘や息子が長時間、洗面所を占有する。そんなときでも、父親、母親が身支度しやすい。それが、ダブルボウルの長所なのだ。
 ダブルボウルのうち、片方にはシャワーヘッドタイプの混合水栓がつき、もうひとつは通常の混合水栓。もしくは、片方のボウルを小型にすることもある。必ずしも同じボウルが二つ並んでいるわけではなく、二人同時に洗顔できることが重要なのだ。

「ダブルボウル」に短所はないの?
 実際にダブルボウルを使っている人の意見を聞いてみると、非常に好評。忙しい朝の時間帯にイライラしないですむのが好評の理由だ。
 しかしながら、このダブルボウルは、設置例が少ない。理由はいうまでもなく、「広い洗面所でないと設置しにくい」からだ。そのため、設置されるのは大型の住宅だけというのが実情。
 採用すれば便利なことは分かっているが、なかなか設置できない。それが最大の短所といえるだろう。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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