2008年4月29日 (火)

200回記念「私が好きな設備ベスト5」

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【NO.200】200回記念「私が好きな設備ベスト5」

最も気に入っているのはお風呂の床
2001 最近の住宅設備のなかで、私が最も気に入っているのはシステムバスに設置される「乾きやすい床」。カラリ床の商品名でも有名な設備である。
 乾きやすいから滑らないし、カビも発生しにくい。断熱性も高いので、冬もヒヤッとしないなど長所が多い。
 この設備、実際に使ってみると長所を肌で感じることができ、耐久性も高い。まったくもって言うことナシの優等生設備である。


小さな装置だが、リッチさを生む仕掛け
 次に気に入っているのはブルモーション。このサイトでも項目をあげて解説しているので、詳しくはそちらを。
 こちらも、体が小さく、シンプルな構造なのに効果が大きい。どんどん広まっていって欲しい設備である。


システムキッチン天板の決定版
 システムキッチンの天板(カウンター)の素材にはステンレスと人造大理石がある。ここに、最近ニューフェイスが登場した。それは、人造大理石の一種で、砕石の比率を高めたもの。自然の大理石などを細かく砕き、それを多く含ませた人造の石材というわけだ。
 その長所は、見た目が自然の石に近く、ムードがよいこと。そして、自然の石よりも加工しやすく、柔らかさもあるため食器を傷つけにくいこと。自然と人造の長所を兼ね備えた素材となっている。


デザイン性を高めたキッチン設備
2002 ピピッとコンロ+do GRILLER(プラス・ドゥ グリレ)のように、デザインのよいコンロもお気に入り設備の一つだ。詳しくは、特集記事「そこが知りたかった!第6回」を。


少し高いが、憧れの設備
2003 値段は高いが、いつかは欲しいと思うのは、タンクのないトイレ。タンクレストイレの商品名で知られる設備だ。
 この設備、初期のものは洗浄能力の面で不満があったが、今の製品は問題ない。
 なにより、美しいし、トイレ空間がノビノビするメリットも大きい。一度このトイレを使うと、タンクを背負ったトイレには戻れないと思う。それくらい魅力的な設備だ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2007年6月19日 (火)

ワンプッシュ排水栓

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【NO.178】「ワンプッシュ排水栓」のウソ・ホント

ワンプッシュ排水栓って何?
178 ワンプッシュ排水栓というのは、浴槽に設置される排水のための装置だ。浴槽のお湯を落とすとき、従来はチェーンでつながれたゴム栓を引っ張り上げた。
 この方式に代わり、浴槽に設置されたボタンを押すと、排水栓が開き、お湯が流れ出すという仕組みである。
 押したボタンは下がった状態で固定される。このボタンを再度押し込むと、元の位置に戻る。同時に排水栓も戻り、お湯をためる状態になる。
 この方式の利点は、お湯を落とすとき、手が濡れないこと。そして、チェーンがないので、チェーンの掃除をしないで済むこと。さらに、オシャレであることなど。つまり、一歩進んだ排水栓というわけだ。

その呼び名は一般名詞?
 ワンプッシュ排水栓の名前を使っているのはTOTO。INAXではプッシュワンウェイ排水栓なる名称を使っている。
 どちらの名称がすぐれているかは皆さんの判定に任せるしかないだろう。もっとも、現実にマンションの販売センター等で説明されるときは、ワンプッシュ……の名称を使うほうが多いようだ。

ワンプッシュ排水栓に短所はないの?
 ワンプッシュ排水栓でよく聞く短所は「閉まらない」というもの。ボタンを押せば排水はできる。しかし、栓を閉めようとしても、うまく閉じない。もしくは、微妙に水漏れがしてお湯が減ってしまうというのである。
 これは、排水栓の内側にゴミが詰まり、きれいに閉まらなくなることが原因。それを防ぐには、ときどき栓を持ち上げ、内部を掃除することが必要になってくる。
 

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2006年7月11日 (火)

24時間風呂

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【NO.154】「24時間風呂」のウソ・ホント《会員リクエスト》

「24時間風呂」って、どんなもの?
154 「24時間風呂」というのは、湯船に24時間いつでも適温・適量のお湯が入っており、いつでも入浴が可能。そして、毎日、お風呂掃除をしなくてよいシステムのことだ。
 その仕組みは、熱帯魚の水槽を思い浮かべてもらえばわかりやすい。
 熱帯魚の水槽は、絶えず水を循環させ、濾過して水の汚れを取っている。そして、ヒーターで水温を一定に保つ。だから、水を換えなくても、いつも澄んだ状態を保っている。
 これと同様に、湯船のお湯を濾過し、汚れを取る。そして一定の温度(42度C程度)に保ち、24時間いつでも入浴できるし、浴槽の掃除を毎日しなくて済む、というのが24時間風呂である。

「24時間風呂」のレジオネラ菌問題って何?
 「24時間風呂」は90年代、バブルと歩調を合わせるように広まった。その頃、住宅設備の見本市に行くと、そこかしこで24時間風呂が展示され、水着のモデルさんが入浴していた。別にモデルがいなくても製品の紹介はできたのだが、あの頃は派手なパフォーマンスが好まれたのである。
 バブルの頃、24時間風呂は「24時間、365日いつでも入浴できる」と宣伝されていた。つまり、面倒なお風呂掃除がまったく不要な設備とされ、それが人気を呼んでいた。この人気を一気に落としたのが、98年に起きたレジオネラ菌問題だった。
 これは、24時間風呂からレジオネラ菌が検出されたという新聞報道がされたもの。24時間風呂の7割以上からレジオネラ菌が検出されたため、「24時間風呂は不潔」という印象が広まったのである。
 レジオネラ菌は、地球上にごく一般的に存在する菌で、珍しいものではない。しかし、高齢者や幼児、疾病中の人など免疫力が落ちている人が高濃度のものを吸い込むと肺炎等を引き起こす危険性がある。
 実際の発症例は少ないのだが、「細菌に汚染されている」というイメージで24時間風呂の評価は地に落ちてしまったのだ。

現在の「24時間風呂」は、使って問題はないの?
 その後、24時間風呂にはレジオネラ菌対策が施された。風呂掃除の頻度も見直され、1週間に一度とか、1ヶ月に一度程度はお湯を抜き、掃除を行う設備になっている(そのほか、濾過装置の定期的メンテナンスも必要)。
 そういった使用上の注意を守れば、24時間風呂はレジオネラ菌の心配のない設備だ。そして、水道代や光熱費を節約する効果も高い。ただし、装置の費用など初期投資が必要で、その額は20万円〜30万円程度が目安になっている。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2006年5月30日 (火)

デルタ型浴槽

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【NO.128】デルタ型浴槽のウソ・ホント

「デルタ型浴槽」ってどういうもの?
 直訳すると“三角形浴槽”。といっても、三つの角が尖った浴槽(バスタブ)というわけではない。直角三角形の三つの角を丸める。さらに、一番尖った角を押し込んでゆき、60センチメートル程度の辺にする——正確にいうと、直角三角形をベースにした台形になっているのがデルタ型浴槽だ。
 上から見ると、幅の広い辺と幅の狭い辺があり、浴室のドア側に幅の狭い辺を配置。これで、ドアからの出入りを容易にする。
 幅の広い側には浴槽内に腰掛けを設置し、小さな子供の入浴が楽にできるようになっている。
 以上が、デルタ型浴槽の中身だ。

「デルタ型浴槽」の長所は?
 デルタ型浴槽の長所は、小さな子供と一緒でもゆったり入浴できること。この点は、「シェル型浴槽(別項参照)」と同じだ。それに加え、もうひとつの長所がある。それは、洗い場を広く確保できることだ。
 シェル型浴槽の場合、浴室全体の広さによっては、洗い場が狭くなってしまうことがある。ゆったり入浴はできても、親子で体を洗うときは窮屈、ということが起きがちなのだ。
 その点、デルタ型の浴槽であれば、多少狭い浴室でも、親子で体を洗うときの窮屈さが解消される。それが、デルタ型浴槽の最大の長所だ。

「デルタ型浴槽」に短所はないの?
 「多少狭い浴室でも、窮屈さはない」といっても、どんなサイズの浴室にも設置できるわけではない。大型の浴槽であることは変わりないので、ある程度の広さは必要。目安としては、浴室全体が1.4メートル×1.8メートル以上あること。それより狭い浴室では設置できないのが実情である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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浴室のサイズ

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【NO.113】浴室のサイズのウソ・ホント

「浴室のサイズ」の目安は何?
 浴室=風呂場のサイズは、浴槽と洗い場を足した広さで表される。脱衣場は含まれない。裸になって体を洗い、湯船につかる——その場所の広さのことだ。
 浴室のサイズには昔から一つの目安がある。それは畳2帖分、つまり1坪(約3.3m2)の広さだ。この広さの浴室のことを「ひと坪サイズ」と呼ぶ。
 この場合、縦横の長さは1.8m×1.8mとなり、今も一戸建て住宅の平均的な浴室の広さだ。
 しかし、アパートやマンションで1.8m×1.8mサイズの浴室をつくるのはむずかしく、1.2m×1.4mから1.6m×1.8m程度の広さが一般的になっている。

どれくらいあれば、“広い浴室”と呼べる?
 アパートやマンションなど集合住宅で、広い浴室と呼べるのは、だいたい1.6m×1.8mを超える広さのもの。1.8m×1.8mとか1.6m×2.0mであればまちがいなく“広いお風呂”だ。
 現在、集合住宅の浴室は大型化する傾向にある。それは、“広いお風呂”を好む人が多いから。やはり、日本人はお風呂好きというわけだ。
 家を売るときも貸すときも「お風呂が広いですよ」というと興味を示す人が多いため、浴室は今後も広くつくられる傾向が続くだろう。

使いにくいくらい狭い浴室って、どれくらいの広さ?
 逆に、“狭いお風呂”の目安というと……。トイレ、洗面台が別になっている場合で、1.2m×1.4mよりも狭いとき——それは狭い浴室といえるだろう。
 洗面台、トイレが一緒になっているときは、1.2m×1.4mでも狭いといえる。
 こういった数字だけでなく、実感値も大切。例えば、お湯が張っていない浴槽に服を着たまま入り、座ってみる。そして、洗い場で、背中を洗う仕草をしてみる。そのとき、窮屈な印象がしたら、狭い浴室といえるわけだ。
 余分な広さはいらないが、窮屈ではない浴室が欲しいものである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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保温力の高い浴槽

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【NO.108】保温力の高い浴槽のウソ・ホント

「保温力の高い浴槽」とはどんなものなの?
 湯冷めが起きにくい浴槽は、浴槽のまわりを断熱材で囲んだり、その断熱材を真空構造にするなどの工夫を凝らしたもの。浴槽の蓋にも断熱性の高いものを採用し、湯船に張ったお湯の温度が逃げにくい。つまり、魔法瓶のようにお湯を冷めにくくした浴槽である。
 どんな断熱材を使うかはメーカーによって異なる。また、断熱材を使わなくても浴槽の素材自体が断熱性が高いため、お湯が冷めにくいという製品もある。新世代の浴槽は、大きさやデザインだけでなく、保温力も問題にされる時代なのだ。 熱を逃しにくくし、仕組みは、まさに魔法瓶……。

「保温力の高い浴槽」の長所は?
 保温力を高めた浴槽は、いろいろな断熱材を用いている。しかし、その効果は似ており、6時間経っても湯温は2度くらいしか下がらないとされる。つまり、沸かしてから、6時間くらいは適温を保つわけだ。
 従来の浴槽の場合、適温を保つのは春や秋で2時間程度とされた。それが、3倍も長くなるため、光熱費の節約にもつながる。といっても、光熱費はどんな入浴方法をとるかによって変わるため、どのくらい節約できるかは計算しにくい。
 まあ、“多少は節約できる”というのが、実情のようだ。

「保温力の高い浴槽」に短所はないの?
 保温力の高い浴槽は、実に魅力的な商品だ。しかし、問題は簡単には設置できないこと。浴槽だけ保温力の高いものに交換するのはむずかしく、浴室(システムバス)を丸ごと交換しなければならない。
 これは大がかりなリフォームとなり、特に集合住宅では工事が大変で、お金もかかる。
 その恩恵に預かれる人が少ないのが、残念な点である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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シェル型浴槽

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【NO.093】シェル型浴槽のウソ・ホント

「シェル型浴槽」ってどんなものなの?
 シェル型浴槽は、上から見るとシェル(貝)の形をした浴槽と言う意味だ。長方形の浴槽の一辺(長いほうの辺)が膨らみ、浴槽が膨らんだようになっているものといってもよい。
 つまり、浴槽が広くなっている。広くなっているだけでなく、浴槽内に数カ所の出っ張りがある。この出っ張りは腰掛けられるようになっているのだが、一部、腰掛けとしては小さな出っ張りもある——というのが、最近、新築マンションに広まり始めているシェル型浴槽の中身である。

「シェル型浴槽」の長所は?
 なぜ、貝の形をして、内部に腰掛け状の出っ張りがあるのか。
 それは、親子3人以上でゆったり入浴できるようにしているためだ。通常の長方形型の浴槽の場合、親子2人の入浴は余裕。しかし、子供2人と親の計3人が入浴しようとすると、窮屈になる。そこで、ファミリー向けの浴槽として開発されたのがシェル型浴槽である。
 浴槽内にある出っ張りは子供のための腰掛け。幼児も座りやすいよう、小さな出っ張りもあるわけだ。
 浴槽を大型にすると、使用する湯量も増える。お湯の量を減らす上でも、出っ張りは役立っている。そして、一人で入浴するときは出っ張りを使って半身浴をしたり、立ち上がるときの手すり代わりにもできる。出っ張りはいろいろに役だってくれそうだ。

「シェル型浴槽」の短所は何?
 新しい設備であるため、使った人の感想はまだ聞こえてこない。そこで、想像するしかないのだが、短所として考えられるのは2点。一つは、浴槽掃除の手間がかかること。浴槽が広いと、衣服を濡らさないように奥のほうをこするのが大変になる。
 さらに、一人で入浴するときはお湯のムダが気になりそうだ。子供が親と一緒に入浴してくれなくなったときのことが心配になるが……。しかし、今は浴室にゆとりが求められる時代。浴槽が広いからといって、文句を言う人は少ないかもしれない。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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東京ガスの「ミストサウナ」はこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/misty/index.html

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ミストサウナ

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【NO.090】ミストサウナのウソ・ホント

「ミストサウナ」ってどんなものなの?
 一般に「サウナ」というと、高温になり、乾燥した部屋で暑さを我慢する状態を連想しがち。そのようなサウナは、「ドライサウナ」と呼ばれる。それに対し、ミストサウナは、それほど高温にならず、乾燥もしないのが特徴だ。
 具体的には、お湯を細かい粒子にし、熱風とともに噴霧。40度前後の霧で浴室内を満たし、その中で半身浴したり、浴槽に腰掛け、顔にミスト(霧)を浴びたりするものだ。ドライサウナのように高温にならないし、ミストを浴びるため、乾燥もしないと、長所の多い方式になっている。

「ミストサウナ」にはどんな長所があるの?
0902 ミストサウナを使っている人の声を聞くと、いろいろな長所があるという。例えば、体を芯から温めてくれるというもの。寒い冬は、特にうれしい効用だ。そして、汗が出ることにより、古い皮脂膜を排出でき、肌がきれいになるという。湿気を浴びるので、乾燥肌がよくなったという声もある。
 さらに、リラックスでき、体の疲れがとれやすいという指摘も。ミストシャワーではマイナスイオンが発生し、その効用でリラックスできるようだ。
 さらに、大がかりな設備がいらないのも、ミストシャワーの長所だ。ドライサウナの場合、浴室以外にサウナ室が必要だが、ミストサウナの場合、浴室をそのまま使う。現在の浴室は天井部分に「浴室換気乾燥機」を設置することが多いが、その「浴室換気乾燥機」がミストサウナ機能付きになっていれば、それだけでミストサウナが実現する仕組みだ。

「ミストサウナ」に短所はないの?
 今のところ、使っている人の間で特に不満の声はない。しいて上げれば、ミストサウナを利用した後は、換気乾燥を行わなければならないこと。といっても、通常の入浴でも換気乾燥が必要なので、とりたてた短所にはならないだろう。
 あとは、ガス給湯器を使っている場合しか設置できないこと、そして設置例がまだそれほど多くないのが短所といえる程度だ

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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東京ガスの「ミストサウナ」はこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/misty/index.html

新築分譲マンション(東京都)で「ミストサウナ」で検索しました。

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浴室テレビ

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【NO.082】浴室テレビのウソ・ホント

「浴室テレビ」って、どういうものなの?
 「浴室テレビ」というのは、浴室内の壁に設置される小型の液晶テレビのこと。といっても、身体を洗いながら見るためのものではない。浴槽にゆったりと入って見やすい位置に設置されるものだ。湯船につかって長湯をしたい人のための設備といえる。
 といっても、多くの人はそんなに長い時間湯船につかってはいない。せいぜい3分から5分くらいのもの。しかし、世の中には30分から1時間もの間、湯船につかっている人たちがいる。少ないお湯に下半身だけ入れる「半身浴」の愛好者だ。「半身浴」好きは、湯船での暇つぶしが大きな課題。その暇つぶしにうってつけなのが「浴室テレビ」というわけだ。

「浴室テレビ」は、後付けできないの?
 半身浴の愛好者で、既存のお風呂にテレビを付けたいと考える人は多い。しかし、既存の浴槽にテレビを設置するのはむずかしい。というのも、湿気や熱気が外に漏れないようテレビの設置工事を行なうのが困難であるからだ。
 現在ある「浴室テレビ」は、システムバスに設置されるものがほとんど。そして、設置工事はシステムバスの製造工場で行なわれる。システムバスの密閉状態を損なわないように、慎重に取り付けられるわけだ。だから、浴室にテレビを設置したい場合は、浴室テレビ付きの家を買うか借りる、もしくはリフォームで、システムバスごと交換するしかない。

「浴室テレビ」の長所と短所は?
 実際に「浴室テレビ」を使っている人の話を聞くと、賛否両論がある。長湯をする人には大好評。しかし、長湯をしない人の場合、設置されていても全然見ないということになりやすい。
 ただし、長湯をしなくても、「子供をお風呂に入れやすい」という声がある。アニメ番組があると、子供はなかなかお風呂に入りたがらない。その時、お風呂にテレビがあれば、入ってくれやすいというのだ。「見たいテレビ番組があっても、入浴できる」のは、大人にとってもメリットになるだろう。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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ビューバス

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【NO.078】ビューバスのウソ・ホント

「ビューバス」って、どういうものなの?
 「ビューバス」は展望風呂とも呼ばれる通り、景色を楽しみながら入浴できるお風呂のことだ。景色を楽しむため、浴槽に沿って大きな窓が付けられる。しかし、浴室に大きな窓を付けると、外からも見えやすい。
 そこで、ビューバスが設置されるのは、主に外から見られる心配のないマンション——具体的には、超高層マンションの上層階で、すぐ目の前に別の建物が建っていない住戸に設置される。
 戸建て住宅や中・低層のマンションでも大型窓付きの浴室がつくられることはある。が、その場合は、「ビューバス」とは呼ばれない。単に「窓付き浴室」となる。ビューバスというのは、あくまでも「眺望の良さを楽しむ事ができる浴室」なのである。

「ビューバス」の長所は?
 一日の仕事が終わり、ゆったりと湯船につかる。そして、窓に目を向けると、都心の夜景が広がる。その眺望を満喫しながら、ほっとため息をつく……そんな時間を味わえるのが、ビューバス最大の長所である。狭苦しい空間になりがちなマンションの浴室だが、ビューバスなら開放感がいっぱい。そして、窓が付くため、浴室内に湿気が溜まりにくいという長所もある。
 つまり、従来のマンション浴室のイメージを覆すもの。それがビューバスというわけだ。

「ビューバス」には短所はないの?
 ビューバスの短所は、ひとつ。それは、誰でも眺望を好ましく思うわけではないということ。高所恐怖症の人は、楽しいより、不安が先に立つ。
 また、あまりに開放的すぎて、恥ずかしいという声もある。これは女性に多い意見だ。ビューバスを設置するマンションでは、すぐ目の前に別の建物はない。しかし、離れた場所には何らかの建物があるもの。「これだけ離れていれば、望遠鏡を使っても見えません」といわれても不安は消えない。だから、大きな窓をブラインド等でふさいで入浴する女性は少なくないのだ。
 ビューバスは、男好みの浴室といえる。女性が好むのは、ビューバスではなく、テレビ付きの浴室。それについては、項を改めたい。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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システムバス

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【NO.072】システムバスのウソ・ホント

「システムバス」って、どういうものなの?
 システムバスは、かつて「ユニットバス」とよばれていた。その名前を聞くと、「ああ、あれかと」と思いつく人も多いだろう。全体は大きなカプセル状の「箱」。その内部に浴槽とシャワー、蛇口、洗い場といった「浴室」がつくられている。この「箱」を住宅内にセットし、給湯・給水管と排水管等を接続すれば、浴室の出来上がり、となる設備だ。システムバスを用いず、浴室をつくるときは大工さんが外枠をつくり、設備業者が内部に浴槽や蛇口、シャワーなどを取り付ける、さらに、内装のタイル張りや石張りをこれまた専門業者が行うと、非常に面倒なのだ。この作業を簡単にしてくれるのが、システムバスなのだ。この設備、「ユニットバス」とよばれていた時代は、「安物」という印象が強かった。そこで、システムバスという新しい名前がつけられたのである。

「システムバス」の長所はどこにあるの?
 システムバスには長所が多い。まず、工事が楽であること。工場で「箱」をつくってしまうので、工事現場では据え付けるだけになる。
 次に、完成度が高いことも長所になる。浴室は水が漏れたり、湿気が漏れることを完全に防がなければならない。この完成度が非常に高いのだ。それまでの浴室は湿気が漏れやすかったり、浴室まわりに結露を生じさせやすかった。そのため、浴室のまわりにはカビが生えやすかったのだが……。システムバスとそれに設置する浴室換気乾燥機の登場で、カビの問題が解消。カビとの戦いが続いたマンションは、システムバスによって大きな問題を一つ解決したのである。
 戸建て住宅でも2階に浴室を設置するときには軽量のシステムバスが重宝がられた。そして、大型で豪華なシステムバスが開発されると、1階に設置される浴室でもシステムバスの利用が多くなったのである。

「システムバス」には短所はないの?
 現在、住宅の浴室はシステムバスを用いるのが当たり前になりつつある。そして、システムバスにはさしあたっての欠点がないのも事実。が、あえて欠点を探せば、リフォームの問題があげられるだろう。というのも、システムバスを入れ替えようとすると、浴室のまわりを大きく壊さなければならず、リフォーム費用が高額になってしまう。それが理由でシステムバスの入れ替えをあきらめる人が多い。その点が工夫されれば、システムバスの価値はさらに高まることになる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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浴室の透明ガラスドア

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【NO.071】浴室の透明ガラスドアのウソ・ホント

「浴室の透明ガラスドア」って、どういうものなの?
 浴室の透明ガラスドアというのは、洗面所(脱衣所)から浴室に入るときのドアを透明ガラスにすること。従来、このドアには半透明の樹脂板を使うことが多かった。アルミの枠で、すりガラスのような樹脂板をはめ込んだものだ。これだと、シルエットは分かるが、中は見えない。
 これに対し、浴室内が丸見えになってしまうのが、透明ガラスのドア。ドアだけでなく、洗面所と浴室間の壁にも透明ガラスを入れ、「全面的に丸見え」になってしまう浴室も出現。極めてオープンな浴室が少しずつ増えている状況だ。

「浴室の透明ガラスドア」には、どんな長所があるの?
 なぜ、浴室のドアや壁を透明ガラスにするのか。そういうのを好むのは、ある種の趣味の方……と考えるのはちょっと待って。透明ガラスのドアや壁は合理的な理由で採用されているのだ。 その理由とは、「どうせ一人で使うのだから、開放的にしたい」というものである。
 洗面所と浴室間の仕切りを透明ガラスにすれば、のびのびした空間になる——これは誰も想像できるだろう。問題は、「裸をみられると恥ずかしい」ということ。ここで考えたいのは、家族の誰かが入浴しているとき、洗面所に入るだろうか、ということ。子どもが小さいときなら、そういうこともあるだろう。
 しかし、子どもが大きくなったとき、入浴中に洗面所を使う親がいるだろうか。例えば、高校生の娘が入浴中に父親が洗面所で歯磨きしたら、大騒ぎになりかねない。
 そのような家庭であれば、入浴中は洗面所も専用使用することになる。つまり、浴室も洗面所も一人で使う。だったら、間仕切りを透明ガラスにして、のびのび使ったほうがよいというわけだ。
 一人暮らし向きの1LDKなどでは、透明ガラスを用いて何の問題もなし。一人暮らし用の浴室、洗面所は決して広くないので、透明ガラスの効果(のびのびする)がさらに際立つことになる。
 そう考えると、透明ガラスのドアもわるくないという気がするのではないだろうか。

「浴室の透明ガラスドア」には短所はないの?
 狭い浴室も広く見せてくれる透明ガラスのドアだが、欠点もある。それは、汚れが目立つということだ。浴室だから、ドアに水はねや石けんが飛び散るのは仕方がない。飛び散っても半透明の樹脂パネルであれば、目立ちにくかった。だから平気でいられるのだが、透明ガラスではそうはいかない。水や石けんの跡が残り、目立ってしまう。
 きれい好きな性格の場合、この汚れは気になって仕方がない。その結果、お風呂を掃除するとき、必ず、ガラスドアを磨いてしまったりする。つまり、余計な手間が増えるのである。  透明ガラスのドアが浴室に使うときには、そのことも覚悟する必要がある。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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フルオートバス

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【NO.019】フルオートバスのウソ・ホント

フルオートバスって、どういうものなの?
 名前からすると、何でも自動的にしてくれるお風呂だが、実際に自動化されているのは、お風呂を沸かす作業だけ。
 「運転」とか、「お風呂」などと書かれたボタンを押すだけで、湯船に好みの湯量、好みの湯温のお湯をはってくれる。その後、一定時間は、お湯がさめたら追い焚きし、お湯が減ったら好みの湯量まで足してくれる。翌日、同じお湯を使って沸かし直しするときも、同じボタンを押せば良い。湯船の湯量、湯温を判断し、自動的にお湯を足し、追い焚きをしてくれる設備だ。
 このシステムでは、風呂場に作動スイッチがあるほか、キッチンにもリモコンスイッチがあり、お風呂を沸かすとき、いちいち風呂場まで行かなくても済むようになっている。それも便利な点だ。

フルオートバスとセミオートバスはどこが違うの?
 このフルオートバスによく似た設備がセミオートバス。いずれも現役の設備で、住宅によってフルオートであったり、セミオートであったりする。さて、その違いは……。
 実は、違いは一つだけ。沸かし直しをするときと新たにお湯をはるときで押すボタンが違うだけだ。フルオートバスの場合、沸かし直しの時も新たにお湯をはるときも「運転」とか「お風呂」、「自動」などと書かれたボタンを押せばよい。
 これに対し、セミオートバスの場合、「運転」とか「お風呂」と書かれたボタンを押すのは、新たにお湯をはるときだけ。沸かし直しの時は「追い焚き」とか「沸かし直し」というボタンを押す。これが、違いだ。
 フルオートバスにも、「追い焚き」というボタンがあるが、これは自動運転任せではなく、今すぐお湯を熱くしたいというときに押すボタン。いわば補助ボタンとなる。
 セミオートといっても、手間のかかり方はフルオートと大差がない。それでいて割安なため、設備コストが抑えられ、家賃や分譲価格も抑えられる——それが、セミオートバスの長所となる。

フルオートバスの、次に“来る”設備は?
 便利なお風呂設備の象徴が、フルオートバス。といっても、自動化されているのは、お風呂を沸かす仕事だけ。最も面倒な風呂掃除は、相変わらず、人間の手に委ねられている。この「掃除の手間を省く」のが、次の課題だ。
 現在、水まわり機器メーカーは、掃除が楽な浴室の開発にしのぎを削っている。掃除が楽になるだけでなく、掃除も完全自動化できたら、大ヒット間違いなし。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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東京ガスの「ミストサウナ」はこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/misty/index.html

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浴室換気乾燥機

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【NO.013】浴室換気乾燥機のウソ・ホント

浴室換気乾燥機って、どんな仕組みになっているの?
 お風呂場を換気して、乾燥させる設備——そう聞くと、換気扇を思い浮かべがち。確かに、浴室換気乾燥機は、換気扇としても使える。しかし、本来の性能は換気扇とは段違い。換気扇は、扇風機のような羽根を回し、風呂場の空気を外に追い出すだけの設備。これに対し、浴室換気乾燥機は、ガスや電気の力で暖かく乾燥した空気をつくり、それを浴室内に吹き出すことで、お風呂場全体を乾燥させる。浴室を乾燥させる能力は、換気扇より数段上なのだ。
 従来、マンションの浴室は窓を設置しにくく、湿気やカビとの戦いを強いられていた。ところが、この浴室換気乾燥機の出現で、状況が一変。マンションの浴室環境を飛躍的に向上させた立て役者とされる設備。それが、浴室換気乾燥機である。

浴室換気乾燥機は、他にどんなことができるの?
013 暖かく、乾燥した空気を吹き出すため、浴室換気乾燥機は、いろいろな用途に使うことができる。例えば、風呂場に洗濯物を干し、この設備を運転させると洗濯物が乾く。つまり、風呂場を乾燥室として使えるようにできる。
 また、冬場は、あらかじめ浴室内を暖める「浴室暖房」として使うことも可能。さらに、機種によっては、夏場に浴室を冷やす「浴室冷房」の機能を備えたものもあり、風呂場の空調設備としても活躍するわけだ。
 おかげで、現在は大きな窓のある浴室でも、浴室換気乾燥機を設置する例が増えている。まさに、現代の浴室の必需品だ。

浴室換気乾燥機に欠点はないの?
 あえて、欠点をあげると、洗濯物の乾燥能力は期待したほど高くない、というもの。1時間くらい回しても、完全に乾くのは暖かい風が直接当たった洗濯物だけ。
 他は半乾きだった、という声が多い。
 ガス乾燥機のような乾燥能力は期待しないほうがよさそうだ。
 ちなみに、浴室換気乾燥機には電気式とガス式があり、立ち上がりが早さではガス式のほうがすぐれている。早く暖まる分、ランニングコストもガス式のほうに分がありそうだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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東京ガスの「浴室換気乾燥機」はこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/bathroom/hotdry/index.html

東京ガスの「衣類乾燥機」はこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/kaji/kanta/index.html

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電気温水器

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【NO.012】電気温水器のウソ・ホント

電気温水器は、どんな仕組みになっているの?
 電気代の安い深夜電力を利用してお湯をつくり、タンクに溜めて翌日使う。これが、電気温水器の基本的仕組み。もう少し、詳しく説明すると、深夜電力でつくるのは、100度近い熱湯。これをタンクの上部に溜める。タンクの下のほうには水道水がそのまま入り、この水道水と熱湯を混ぜ合わせ、適温にして浴室やキッチンに給湯しているのだ。水道水は随時補充されるから、外から見たタンクの容量以上にお湯が出てくることになる。想像以上にお湯が使えるわけだ。

電気温水器は、追い焚きができないの?
 これまで、電気温水器の欠点とされたのが、追い焚きできないこと。それに代わる機能として、「高温差し湯」というものがある。これは、熱いお湯を浴槽に注ぎ、湯温を上げるもの。確かに温度は上がるが、効率が悪いし、浴槽の湯量増えてしまうのが欠点。根本的な解決法にはならなかった。
 そこで、今の電気温水器には保温機能が付き、最長で6時間とか8時間、浴槽のお湯を適温に保つようになっている。これで、追い焚きをする必要がなくなることに。
 さらに、日立空調システムのフルオートタイプは、追い焚きもできるようになっている。これは、タンク上部の熱湯部分にパイプを通し、そのパイプ内に浴槽のお湯を送るという仕組み。パイプを通ったお湯は熱湯によって温められ、浴槽に戻ってくる。これで、湯量を増やすことなく、湯温が上がるわけだ。

電気温水器に欠点はないの?
 では、電気温水器に欠点はないのだろうか。実際に使っている人たちの感想を聞くと、設置場所をとるのが難点というのがあった。今は大きなタンクを室内に設置することは少なく、屋根付きのバルコニーや庭に置くのが一般的。でも、装置が大きいので、邪魔になるというのだ。
 加えて、装置の値段が高い、と言う声も多かった。タンクの容量が多くなったといっても、大家族の家ではやはり不安。2基設置するのは費用面で無理。だからあきらめたという人も。もう一息、安くなって欲しいというところのようだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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