2008年11月25日 (火)

段差付き浴槽

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【NO.215】「段差付き浴槽」のウソ・ホント

段差付き浴槽って、どういうもの?
 段差付き浴槽というのは、浴槽の内壁に段差が設けられたものを指す。それは、親子で入浴するときのことを考えて生み出された。
 小さな子供は湯船の中で座りにくい。座ると顔が沈んでしまう。座っても顔が沈まないような湯量にすると、今度は大人が入浴しにくい。
 そこで、内壁に段差を設け、小さな子供が座れるようにしたのである。
 子供用であるため、段差は小さな子供が座りやすい高さに設けられ、幅も狭め。子供がちょこんと座れるくらいに抑えられ、大人が入浴するときの邪魔にならないようになっている。
「浴槽内に設けられた小さな出っ張り」といった風情のものである。


段差付き浴槽に問題はないの?
 浴槽内の段差は評判がよかった。小さな子供は当然、喜んだ。大人が一人で入浴するときも、邪魔になるどころか、喜ばれることが多かった。それは、足を乗せると具合がよかったからだ。湯船にどっぷりつかり、足を段差に置く、もしくは脚を乗せる(ふくらはぎを乗せる)と、意外にリラックスできるからだ。
 段差は好評だったのだが、それ以外の点で困った問題があった。
 初期の段差付き浴槽は、サイズが大型だった。シェル型やデルタ型で、大人と子供がゆったり入ることのできるサイズにされた。
 この大型サイズはお湯を大量に使う。そして、掃除の手間が増えた。さらに、洗い場が狭くなるなどの点で不満を生んだのである。
 
 
最新の段差付き浴槽はどんな形なの?
 大型サイズで段差付きの浴槽は評判が今ひとつ。しかし、浴槽内の段差自体は好評だった。そこで、最新の浴槽では「標準サイズで、段差付き」というものが生まれている。
 使用するお湯の量は常識の範囲で、段差付きの使いやすさだけを残したわけだ。この浴槽がこれから増えてゆくものと思われる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2008年7月22日 (火)

プッシュ水栓

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【NO.206】「プッシュ水栓」のウソ・ホント

プッシュ水栓って何?
 プッシュ水栓は浴室の洗い場に付けられる設備だ。
 洗い場には必ず水栓金具がある。蛇口からお湯を出すための栓、そしてシャワーからお湯を出すための栓だ。
 水栓金具は通常、回すことで操作する。お湯の温度を変えるために回す。お湯を出す、止めるを操作するために回す……。この「回す」操作の一部を「押す」という操作に変えたのがプッシュ水栓である。
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どのように使うものなの?
 具体的に説明しよう。最新のプッシュ水栓はシャワー用、蛇口用で二つの押しボタンがある。いずれも直径が5センチ以上あり、かなり大きいボタンだ。
 このシャワーボタンを押すとシャワーヘッドからお湯が出てくる。もう一度同じボタンを押すとシャワーが止まる。蛇口用のボタンも同様に操作する。
 つまり、「押す」という操作だけで、出す・止めるが操作できるわけだ。
 お湯の量を調節するときは、ボタンの外側に付けられたジョグダイヤルを回す。湯温の調整ダイヤルは別に付けられ、それを回すことでシャワー・蛇口から出る湯の温度を変える仕組みである。
 
 
その長所は?
 プッシュ水栓の長所は、どんな人にも使いやすいこと。握力が弱い高齢者や小さな子供でも簡単にお湯を出す・止めるを操作できる。
 湯温や湯量を変えるときには「回す」という操作が必要だが、介護者があらかじめ湯温・湯量を決めておけば問題ないだろう。視力が弱まり、細かい字が読めないときでも操作しやすいといった長所もある。
 一般的な水栓に比べると高価だが、お役立ち度も高い設備といえる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2008年4月29日 (火)

200回記念「私が好きな設備ベスト5」

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【NO.200】200回記念「私が好きな設備ベスト5」

最も気に入っているのはお風呂の床
2001 最近の住宅設備のなかで、私が最も気に入っているのはシステムバスに設置される「乾きやすい床」。カラリ床の商品名でも有名な設備である。
 乾きやすいから滑らないし、カビも発生しにくい。断熱性も高いので、冬もヒヤッとしないなど長所が多い。
 この設備、実際に使ってみると長所を肌で感じることができ、耐久性も高い。まったくもって言うことナシの優等生設備である。


小さな装置だが、リッチさを生む仕掛け
 次に気に入っているのはブルモーション。このサイトでも項目をあげて解説しているので、詳しくはそちらを。
 こちらも、体が小さく、シンプルな構造なのに効果が大きい。どんどん広まっていって欲しい設備である。


システムキッチン天板の決定版
 システムキッチンの天板(カウンター)の素材にはステンレスと人造大理石がある。ここに、最近ニューフェイスが登場した。それは、人造大理石の一種で、砕石の比率を高めたもの。自然の大理石などを細かく砕き、それを多く含ませた人造の石材というわけだ。
 その長所は、見た目が自然の石に近く、ムードがよいこと。そして、自然の石よりも加工しやすく、柔らかさもあるため食器を傷つけにくいこと。自然と人造の長所を兼ね備えた素材となっている。


デザイン性を高めたキッチン設備
2002 ピピッとコンロ+do GRILLER(プラス・ドゥ グリレ)のように、デザインのよいコンロもお気に入り設備の一つだ。詳しくは、特集記事「そこが知りたかった!第6回」を。


少し高いが、憧れの設備
2003 値段は高いが、いつかは欲しいと思うのは、タンクのないトイレ。タンクレストイレの商品名で知られる設備だ。
 この設備、初期のものは洗浄能力の面で不満があったが、今の製品は問題ない。
 なにより、美しいし、トイレ空間がノビノビするメリットも大きい。一度このトイレを使うと、タンクを背負ったトイレには戻れないと思う。それくらい魅力的な設備だ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2007年6月19日 (火)

ワンプッシュ排水栓

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【NO.178】「ワンプッシュ排水栓」のウソ・ホント

ワンプッシュ排水栓って何?
178 ワンプッシュ排水栓というのは、浴槽に設置される排水のための装置だ。浴槽のお湯を落とすとき、従来はチェーンでつながれたゴム栓を引っ張り上げた。
 この方式に代わり、浴槽に設置されたボタンを押すと、排水栓が開き、お湯が流れ出すという仕組みである。
 押したボタンは下がった状態で固定される。このボタンを再度押し込むと、元の位置に戻る。同時に排水栓も戻り、お湯をためる状態になる。
 この方式の利点は、お湯を落とすとき、手が濡れないこと。そして、チェーンがないので、チェーンの掃除をしないで済むこと。さらに、オシャレであることなど。つまり、一歩進んだ排水栓というわけだ。

その呼び名は一般名詞?
 ワンプッシュ排水栓の名前を使っているのはTOTO。INAXではプッシュワンウェイ排水栓なる名称を使っている。
 どちらの名称がすぐれているかは皆さんの判定に任せるしかないだろう。もっとも、現実にマンションの販売センター等で説明されるときは、ワンプッシュ……の名称を使うほうが多いようだ。

ワンプッシュ排水栓に短所はないの?
 ワンプッシュ排水栓でよく聞く短所は「閉まらない」というもの。ボタンを押せば排水はできる。しかし、栓を閉めようとしても、うまく閉じない。もしくは、微妙に水漏れがしてお湯が減ってしまうというのである。
 これは、排水栓の内側にゴミが詰まり、きれいに閉まらなくなることが原因。それを防ぐには、ときどき栓を持ち上げ、内部を掃除することが必要になってくる。
 

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2006年7月11日 (火)

24時間風呂

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【NO.154】「24時間風呂」のウソ・ホント《会員リクエスト》

「24時間風呂」って、どんなもの?
154 「24時間風呂」というのは、湯船に24時間いつでも適温・適量のお湯が入っており、いつでも入浴が可能。そして、毎日、お風呂掃除をしなくてよいシステムのことだ。
 その仕組みは、熱帯魚の水槽を思い浮かべてもらえばわかりやすい。
 熱帯魚の水槽は、絶えず水を循環させ、濾過して水の汚れを取っている。そして、ヒーターで水温を一定に保つ。だから、水を換えなくても、いつも澄んだ状態を保っている。
 これと同様に、湯船のお湯を濾過し、汚れを取る。そして一定の温度(42度C程度)に保ち、24時間いつでも入浴できるし、浴槽の掃除を毎日しなくて済む、というのが24時間風呂である。

「24時間風呂」のレジオネラ菌問題って何?
 「24時間風呂」は90年代、バブルと歩調を合わせるように広まった。その頃、住宅設備の見本市に行くと、そこかしこで24時間風呂が展示され、水着のモデルさんが入浴していた。別にモデルがいなくても製品の紹介はできたのだが、あの頃は派手なパフォーマンスが好まれたのである。
 バブルの頃、24時間風呂は「24時間、365日いつでも入浴できる」と宣伝されていた。つまり、面倒なお風呂掃除がまったく不要な設備とされ、それが人気を呼んでいた。この人気を一気に落としたのが、98年に起きたレジオネラ菌問題だった。
 これは、24時間風呂からレジオネラ菌が検出されたという新聞報道がされたもの。24時間風呂の7割以上からレジオネラ菌が検出されたため、「24時間風呂は不潔」という印象が広まったのである。
 レジオネラ菌は、地球上にごく一般的に存在する菌で、珍しいものではない。しかし、高齢者や幼児、疾病中の人など免疫力が落ちている人が高濃度のものを吸い込むと肺炎等を引き起こす危険性がある。
 実際の発症例は少ないのだが、「細菌に汚染されている」というイメージで24時間風呂の評価は地に落ちてしまったのだ。

現在の「24時間風呂」は、使って問題はないの?
 その後、24時間風呂にはレジオネラ菌対策が施された。風呂掃除の頻度も見直され、1週間に一度とか、1ヶ月に一度程度はお湯を抜き、掃除を行う設備になっている(そのほか、濾過装置の定期的メンテナンスも必要)。
 そういった使用上の注意を守れば、24時間風呂はレジオネラ菌の心配のない設備だ。そして、水道代や光熱費を節約する効果も高い。ただし、装置の費用など初期投資が必要で、その額は20万円〜30万円程度が目安になっている。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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2006年5月30日 (火)

デルタ型浴槽

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【NO.128】デルタ型浴槽のウソ・ホント

「デルタ型浴槽」ってどういうもの?
 直訳すると“三角形浴槽”。といっても、三つの角が尖った浴槽(バスタブ)というわけではない。直角三角形の三つの角を丸める。さらに、一番尖った角を押し込んでゆき、60センチメートル程度の辺にする——正確にいうと、直角三角形をベースにした台形になっているのがデルタ型浴槽だ。
 上から見ると、幅の広い辺と幅の狭い辺があり、浴室のドア側に幅の狭い辺を配置。これで、ドアからの出入りを容易にする。
 幅の広い側には浴槽内に腰掛けを設置し、小さな子供の入浴が楽にできるようになっている。
 以上が、デルタ型浴槽の中身だ。

「デルタ型浴槽」の長所は?
 デルタ型浴槽の長所は、小さな子供と一緒でもゆったり入浴できること。この点は、「シェル型浴槽(別項参照)」と同じだ。それに加え、もうひとつの長所がある。それは、洗い場を広く確保できることだ。
 シェル型浴槽の場合、浴室全体の広さによっては、洗い場が狭くなってしまうことがある。ゆったり入浴はできても、親子で体を洗うときは窮屈、ということが起きがちなのだ。
 その点、デルタ型の浴槽であれば、多少狭い浴室でも、親子で体を洗うときの窮屈さが解消される。それが、デルタ型浴槽の最大の長所だ。

「デルタ型浴槽」に短所はないの?
 「多少狭い浴室でも、窮屈さはない」といっても、どんなサイズの浴室にも設置できるわけではない。大型の浴槽であることは変わりないので、ある程度の広さは必要。目安としては、浴室全体が1.4メートル×1.8メートル以上あること。それより狭い浴室では設置できないのが実情である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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浴室のサイズ

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【NO.113】浴室のサイズのウソ・ホント

「浴室のサイズ」の目安は何?
 浴室=風呂場のサイズは、浴槽と洗い場を足した広さで表される。脱衣場は含まれない。裸になって体を洗い、湯船につかる——その場所の広さのことだ。
 浴室のサイズには昔から一つの目安がある。それは畳2帖分、つまり1坪(約3.3m2)の広さだ。この広さの浴室のことを「ひと坪サイズ」と呼ぶ。
 この場合、縦横の長さは1.8m×1.8mとなり、今も一戸建て住宅の平均的な浴室の広さだ。
 しかし、アパートやマンションで1.8m×1.8mサイズの浴室をつくるのはむずかしく、1.2m×1.4mから1.6m×1.8m程度の広さが一般的になっている。

どれくらいあれば、“広い浴室”と呼べる?
 アパートやマンションなど集合住宅で、広い浴室と呼べるのは、だいたい1.6m×1.8mを超える広さのもの。1.8m×1.8mとか1.6m×2.0mであればまちがいなく“広いお風呂”だ。
 現在、集合住宅の浴室は大型化する傾向にある。それは、“広いお風呂”を好む人が多いから。やはり、日本人はお風呂好きというわけだ。
 家を売るときも貸すときも「お風呂が広いですよ」というと興味を示す人が多いため、浴室は今後も広くつくられる傾向が続くだろう。

使いにくいくらい狭い浴室って、どれくらいの広さ?
 逆に、“狭いお風呂”の目安というと……。トイレ、洗面台が別になっている場合で、1.2m×1.4mよりも狭いとき——それは狭い浴室といえるだろう。
 洗面台、トイレが一緒になっているときは、1.2m×1.4mでも狭いといえる。
 こういった数字だけでなく、実感値も大切。例えば、お湯が張っていない浴槽に服を着たまま入り、座ってみる。そして、洗い場で、背中を洗う仕草をしてみる。そのとき、窮屈な印象がしたら、狭い浴室といえるわけだ。
 余分な広さはいらないが、窮屈ではない浴室が欲しいものである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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保温力の高い浴槽

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【NO.108】保温力の高い浴槽のウソ・ホント

「保温力の高い浴槽」とはどんなものなの?
 湯冷めが起きにくい浴槽は、浴槽のまわりを断熱材で囲んだり、その断熱材を真空構造にするなどの工夫を凝らしたもの。浴槽の蓋にも断熱性の高いものを採用し、湯船に張ったお湯の温度が逃げにくい。つまり、魔法瓶のようにお湯を冷めにくくした浴槽である。
 どんな断熱材を使うかはメーカーによって異なる。また、断熱材を使わなくても浴槽の素材自体が断熱性が高いため、お湯が冷めにくいという製品もある。新世代の浴槽は、大きさやデザインだけでなく、保温力も問題にされる時代なのだ。 熱を逃しにくくし、仕組みは、まさに魔法瓶……。

「保温力の高い浴槽」の長所は?
 保温力を高めた浴槽は、いろいろな断熱材を用いている。しかし、その効果は似ており、6時間経っても湯温は2度くらいしか下がらないとされる。つまり、沸かしてから、6時間くらいは適温を保つわけだ。
 従来の浴槽の場合、適温を保つのは春や秋で2時間程度とされた。それが、3倍も長くなるため、光熱費の節約にもつながる。といっても、光熱費はどんな入浴方法をとるかによって変わるため、どのくらい節約できるかは計算しにくい。
 まあ、“多少は節約できる”というのが、実情のようだ。

「保温力の高い浴槽」に短所はないの?
 保温力の高い浴槽は、実に魅力的な商品だ。しかし、問題は簡単には設置できないこと。浴槽だけ保温力の高いものに交換するのはむずかしく、浴室(システムバス)を丸ごと交換しなければならない。
 これは大がかりなリフォームとなり、特に集合住宅では工事が大変で、お金もかかる。
 その恩恵に預かれる人が少ないのが、残念な点である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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シェル型浴槽

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【NO.093】シェル型浴槽のウソ・ホント

「シェル型浴槽」ってどんなものなの?
 シェル型浴槽は、上から見るとシェル(貝)の形をした浴槽と言う意味だ。長方形の浴槽の一辺(長いほうの辺)が膨らみ、浴槽が膨らんだようになっているものといってもよい。
 つまり、浴槽が広くなっている。広くなっているだけでなく、浴槽内に数カ所の出っ張りがある。この出っ張りは腰掛けられるようになっているのだが、一部、腰掛けとしては小さな出っ張りもある——というのが、最近、新築マンションに広まり始めているシェル型浴槽の中身である。

「シェル型浴槽」の長所は?
 なぜ、貝の形をして、内部に腰掛け状の出っ張りがあるのか。
 それは、親子3人以上でゆったり入浴できるようにしているためだ。通常の長方形型の浴槽の場合、親子2人の入浴は余裕。しかし、子供2人と親の計3人が入浴しようとすると、窮屈になる。そこで、ファミリー向けの浴槽として開発されたのがシェル型浴槽である。
 浴槽内にある出っ張りは子供のための腰掛け。幼児も座りやすいよう、小さな出っ張りもあるわけだ。
 浴槽を大型にすると、使用する湯量も増える。お湯の量を減らす上でも、出っ張りは役立っている。そして、一人で入浴するときは出っ張りを使って半身浴をしたり、立ち上がるときの手すり代わりにもできる。出っ張りはいろいろに役だってくれそうだ。

「シェル型浴槽」の短所は何?
 新しい設備であるため、使った人の感想はまだ聞こえてこない。そこで、想像するしかないのだが、短所として考えられるのは2点。一つは、浴槽掃除の手間がかかること。浴槽が広いと、衣服を濡らさないように奥のほうをこするのが大変になる。
 さらに、一人で入浴するときはお湯のムダが気になりそうだ。子供が親と一緒に入浴してくれなくなったときのことが心配になるが……。しかし、今は浴室にゆとりが求められる時代。浴槽が広いからといって、文句を言う人は少ないかもしれない。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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東京ガスの「ミストサウナ」はこちら
http://home.tokyo-gas.co.jp/living/misty/index.html

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ミストサウナ

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【NO.090】ミストサウナのウソ・ホント

「ミストサウナ」ってどんなものなの?
 一般に「サウナ」というと、高温になり、乾燥した部屋で暑さを我慢する状態を連想しがち。そのようなサウナは、「ドライサウナ」と呼ばれる。それに対し、ミストサウナは、それほど高温にならず、乾燥もしないのが特徴だ。
 具体的には、お湯を細かい粒子にし、熱風とともに噴霧。40度前後の霧で浴室内を満たし、その中で半身浴したり、浴槽に腰掛け、顔にミスト(霧)を浴びたりするものだ。ドライサウナのように高温にならないし、ミストを浴びるため、乾燥もしないと、長所の多い方式になっている。

「ミストサウナ」にはどんな長所があるの?
0902 ミストサウナを使っている人の声を聞くと、いろいろな長所があるという。例えば、体を芯から温めてくれるというもの。寒い冬は、特にうれしい効用だ。そして、汗が出ることにより、古い皮脂膜を排出でき、肌がきれいになるという。湿気を浴びるので、乾燥肌がよくなったという声もある。
 さらに、リラックスでき、体の疲れがとれやすいという指摘も。ミストシャワーではマイナスイオンが発生し、その効用でリラックスできるようだ。
 さらに、大がかりな設備がいらないのも、ミストシャワーの長所だ。ドライサウナの場合、浴室以外にサウナ室が必要だが、ミストサウナの場合、浴室をそのまま使う。現在の浴室は天井部分に「浴室換気乾燥機」を設置することが多いが、その「浴室換気乾燥機」がミストサウナ機能付きになっていれば、それだけでミストサウナが実現する仕組みだ。

「ミストサウナ」に短所はないの?
 今のところ、使っている人の間で特に不満の声はない。しいて上げれば、ミストサウナを利用した後は、換気乾燥を行わなければならないこと。といっても、通常の入浴でも換気乾燥が必要なので、とりたてた短所にはならないだろう。
 あとは、ガス給湯器を使っている場合しか設置できないこと、そして設置例がまだそれほど多くないのが短所といえる程度だ

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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東京ガスの「ミストサウナ」はこちら
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新築分譲マンション(東京都)で「ミストサウナ」で検索しました。

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