屋上出入り口付き住戸
【NO.234】「屋上出入り口付き住戸」のウソ・ホント
■屋上出入り口付き住戸って何?
それが設定されるのは、最上階住戸の一部。最上階住戸の上が陸屋根(平らな屋根)になっていてルーフバルコニー(屋上を活用した庭)になっているとき、ルーフバルコニーへの専用出入り口を設けた住戸のことだ。
出入り口は上に向かうため、住戸内のリビングなどに階段を設置。階段を上がるとドアがあり、そのドアを開けるとルーフバルコニーになるという設計である。
■屋上出入り口付き住戸の長所は?
屋上出入り口が付いた住戸の長所は、自分専用の広い“庭”=ルーフバルコニーが手に入ること。この出入り口がないと、住戸の上が平らな屋根になっていても“庭”として活用できない。
そのため、屋上出入り口付き住戸はマンションの建物をフル活用するための工夫といえる。
■屋上出入り口付き住戸に短所はないの?
ルーフバルコニーを活用する上で有益な屋上出入り口。しかし、短所がないわけではない。
短所としてよく指摘されるのは、「階段があるので上に部屋があるのかと思ったら、屋上への出入り口があるだけで、がっかりした」というもの。階段を上がったところには畳半畳分程度のスペースしかないのが一般的。「もう少し広ければいいのに……」というわけだ。
実際、容積率や建築基準法などの制約で、階段上のスペースは最小限になるのが普通だ。そのため、「せっかく階段があるのに、残念」とか、「屋上に上がるためだけなら、階段を設けないほうがすっきりしてよかった」などの不満が生じてしまいがちなのである。
屋上出入り口は、単なる出入り口であることを理解して住戸選びをする必要があるわけだ。
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