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2011年12月20日 (火)

瞬間式温水洗浄便座

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【NO.292】「瞬間式温水洗浄便座」のウソ・ホント

瞬間式温水洗浄便座って何?
292 ウォシュレットやシャワートイレなどの商品名で知られる温水洗浄便座は「お湯でお尻を洗う」もの。そのため、お湯をつくる作業が不可欠になる。
 従来、このお湯はタンク内でつくって貯めていた。タンクの中に水を貯め、電気でゆっくり加熱していたのである。この貯湯式では「湯切れ」が起きやすかった。
 いい気になってお尻を洗いすぎると、タンク内のお湯がなくなり、水が出てくるという現象だ。湯切れが起きると、再びお湯が出るようになるまで時間がかかるという短所もあった。
 そのため、トイレを頻繁に使う朝は、「家族が出た後、トイレに入り、ボタンを押したら水が出てきた」という事態も起きがちだった。
 このような短所を解消するために誕生したのが、「瞬間式温水洗浄便座」。“瞬間湯沸かし式”とも呼ばれる方式で、タンクを備えず、水道から供給される水を瞬間的に加熱し、お湯にして噴出させる方式を指す。


瞬間式温水洗浄便座の長所は?
 タンクを備えず、水を瞬間的にお湯にする方式のため、湯切れの心配がない——それが、瞬間式温水洗浄便座の長所だ。もちろん、断水や停電が起きたら、即座に湯が出なくなる。断水・停電が起きない限り、お尻を洗いすぎても、湯切れが起きない。トイレに入る人が続いても湯切れの問題がないというわけだ。
 貯湯式の短所を解消させ、使い勝手を向上させたのが、瞬間式温水洗浄便座というわけだ。
 
 
瞬間式温水洗浄便座に短所はないの?
 大きなメリットのある瞬間式温水洗浄便座だが、短所もある。それは、消費電力が大きいことだ。水を瞬間的にお湯にするため、大量の電気を使ってしまう。貯湯式の倍以上電気を使用するという説もあり、いい気になってお尻を洗いすぎると、電気を無駄遣いすることになりかねない。
 省エネとはいえない設備なので、使用に際しては使いすぎないような注意が必要になる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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