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2011年6月21日 (火)

戸別太陽光発電

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【NO.279】「戸別太陽光発電」のウソ・ホント

戸別太陽光発電って何?
279 屋根にソーラーパネルを載せ、太陽光発電装置を行うマンションの一種。これまでも、太陽光発電装置を備えたマンションはいくつもあった。しかし、従来は太陽光発電で得られた電気を共用部分で使用。もしくは、最上階住戸だけが使用できるというシステムが主体だった。
それに対し、太陽光発電装置で得られた電気をすべての住戸で使用できるようにしている方式——それが戸別太陽光発電だ。


戸別太陽光発電の長所は?
そのメリットは、いうまでもないだろう。太陽光発電装置の恩恵をすべての住戸で享受できること。環境への負荷が少なくなるし、余った電気は全戸売電可能となる。太陽光発電装置の維持費が管理費に加算されるが、その分を考えても全戸で毎月の光熱費が安くなるというメリットがある。
装置の寿命は20年以上とされるが、初期の装置はすでに30年以上使い続けられており、それを考えると、長く満足できる設備といえる。
 
 
戸別太陽光発電に短所はないの?
戸別太陽光発電は、戸建て住宅と同じように太陽光発電のメリットを享受できる。ただし、どんなマンションにも採用できるわけではない。たとえば、超高層のタワーマンションは戸数が多く、そのわりに屋根が狭い。そのため、戸別太陽光発電ができるほどソーラーパネルを設置できない。屋根の面積と戸数のバランスが問題になるわけだ。加えて、日当たりのよい屋根でないと実現不可能になるという問題もある。
現実的には、戸建て住宅街に建つ、3階建て程度の低層マンションでないと戸別太陽光発電は実現しない。採用できるマンションは限られるのだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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