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2011年6月 7日 (火)

指はさみ防止玄関ドア

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【NO.278】「指はさみ防止玄関ドア」のウソ・ホント

指はさみ防止玄関ドアって何?
278 指はさみ防止玄関ドアとは、ズバリ開閉時に指はさみが生じにくいよう工夫された玄関ドアのことだ。
 通常、指はさみが生じやすい場所は2カ所。一つは、ドアノブが付いている側——ドアが閉まる瞬間に指を挟んでしまう事故である。
 もう一つ、指はさみが生じやすいのは、蝶番(ちょうつがい)がある側の隙間。支柱に近い部分だ。この部分は、ドアを開けきったときと、閉まるときに指はさみが生じやすい。そして、指はさみが生じると骨折など重大事故になりやすい場所でもある。
 指はさみ防止の工夫が施されるのは、後者の部分。ドアの支柱に近い部分で、指はさみが生じると重大事故になりやすい部分だ。


どのようにして指はさみが防止されるの?
 ドアを開閉するとき、支柱に近い部分には細い隙間が生じる。この隙間にうっかり指を入れると、指はさみ事故が生じる。小さな子供がおもしろがって指を入れることもあり、危険は大きい。
 指はさみを防止するためには、隙間が生じないようにすればよい。この発想から、ドアの形状を工夫し、開閉時に隙間が生じないようにした玄関ドア——それが指はさみ防止玄関ドアの仕組みである。
 近年、玄関ドアは重くなっている。頑丈なスチール製で、断熱材入り。丈夫な錠も付いているので、ずっしりと重い。ドアが重くなったからこそ、指はさみ防止の工夫が求められたのである。
 
 
指はさみ防止玄関ドアに短所はないの?
 指はさみ防止玄関ドアでは、支柱側の隙間を細くして指はさみの危険を減らしている。しかし、支柱側の隙間を完全に塞いでいるわけではない。わずかだが、隙間があるため、幼児の細い指だと挟まれる危険がある。
 指はさみ防止になっている玄関ドアでも、やはり注意は必要ということである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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