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2011年5月24日 (火)

低床型バスタブ

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【NO.277】「低床型バスタブ」のウソ・ホント

低床型バスタブって何?
277_2 低床型バスタブというのは、浴室に設置されるバスタブ(浴槽)の縁が低いものを指す。洗い場の床面から計った高さが45cm程度に抑えられているもの——つまり、またぐ高さが抑えられている浴槽。それが低床型バスタブとなる。
 またぐ高さが45cm程度といっても、湯船内の深さが45cmというわけではない。45cmしかお湯がたまらない浴槽では、肩までつかるのに苦労する。湯船はもっと深くなっているが、洗い場から湯船に入るときとの「またぎ」の高さが45cm程度に抑えられているわけだ。


なぜ、低床型バスタブが増えたの?
 低床型バスタブが生まれた理由は、湯船に入るときの苦労をなくすためだ。従来のバスタブだと、小さな子供や高齢者はまたいで入りにくいことがあった。そこで、小さな子供も高齢者も無理なくまたぐことができる高さに抑えられているバスタブが登場したわけだ。これもユニバーサルデザイン(誰にもやさしい設計)の一種といえるだろう。
 
 
低床型バスタブを選ぶ際の注意点はないの?
 高齢になっても入りやすい湯船を選びたいなら、またぎが低いだけでなく、もう一つ注目したい部分がある。それは、バスタブの縁の幅サイズだ。縁の幅が少なくとも10cm以上あると、より入りやすい。
 というのも、縁が幅広になっていると、一度縁に腰掛けてから、湯船への出入りができるから。高齢者の入浴を介護する場合も、要介護者を縁に腰掛けさせることができると、介護しやすくなるし、安全性も増す。つまり、低床型で縁が幅広のバスタブが最善ということになる。
 お風呂の安全対策というと、手すりばかりをチェックしがちだが、またぎの高さや縁の幅も重要。安全性を気にする人は、ぜひチェックしていただきたいポイントである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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