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2011年4月19日 (火)

エレベーター付き丘上マンション

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【NO.275】「エレベーター付き丘上マンション」のウソ・ホント

エレベーター付き丘上マンションって何?
 丘の上に建設され、丘の下からマンションの敷地まで直結するエレベーターを設置したマンション——それが、「エレベーター付き丘上マンション」だ。マンションの建物内ではなく、建物の外に独立したエレベーターを設置し、坂道を上り下りしなくても行き来できるようにしているわけだ。
 エレベーターの設置方法には二つの種類がある。
 一つは、丘の裾部分に横穴トンネルを掘り、そこから丘の上に向かうエレベーターを設置する方法。土の中に横穴とエレベーターを設置するわけだ。
 もうひとつは、丘の裾にエレベーター塔を建設し、エレベーター塔の頂上から丘上に向かう空中廊下を設ける方法。いずれの方法も実際に採用されている。


なぜ、エレベーター付き丘上マンションが生まれたの?
 エレベーター付き丘上マンションが生まれたのは、ズバリ、坂道の上り下りを楽にするためだ。
 丘の上に建つマンションならば、眺望と日当たりがよい。その一方で、坂の上り下りが苦痛になる。特に、年をとるとつらい。その短所をなくすために考え出された工夫である。このようなマンションが生まれた背景には、高齢化が進んでいることもありそうだ。
 日本には丘の上の住宅地が多い。この住宅地を暮らしやすくする工夫として、エレベーター付き丘上マンションが増えだしたと考えられる。
 
 
エレベーター付き丘上マンションは増えるの?
 エレベーターを付ければ、丘の上も暮らしやすくなる。一方で、問題になるのは、設置費用と維持費、そして防犯性だ。
 夜も安心して利用できるオートロック付きのエレベーターをつくろうとすると、お金がかかる。その点、大規模マンションならば、マンション建設時に一緒にエレベーターもつくってしまい、毎月の管理費でエレベーター部分を維持することができる。
 マンションだからこそ、エレベーター付きが実現できるのである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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