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2010年10月 5日 (火)

トイレの換気扇

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【NO.262】「トイレの換気扇」のウソ・ホント

トイレの換気扇って何?
 トイレの換気扇は、キッチンに付く換気扇のように吸い上げた空気を外に出すための装置。キッチンのものよりずっと小さいが、電動モーターでファンなどを回し、排気を行う仕組みは基本的に変わらない。
 トイレの換気扇は、どんなトイレにも付いているわけではない。戸建て住宅で、窓のあるトイレには設置されないことが多い。窓を開けて換気したほうが簡単だし、安上がりであるからだ。しかし、マンションでトイレに窓がない場合は、必須となる。換気扇がなければ臭気が溜まってしまうからだ。


トイレの換気扇はどのように設置されるの?
 マンションでトイレの換気扇を付けるときは、便器の真上あたりの天井に設置される。マンションでは排気ダクトが天井裏に設置されているので、排気ダクトに近い場所に設置されるわけだ。上で空気を吸い上げて、外に出す。一方で、新鮮な空気をドア下部に設けられた隙間から取り入れる。それで、トイレ内の空気を入れ換える仕組みになっている。 
 
トイレの換気扇に短所はないの?
 トイレの換気扇自体には問題はない。換気扇は、トイレの照明スイッチと連動して動くようになっているのが普通で、照明を付けたら換気扇も作動。照明のスイッチを切った後は、しばらく経ってから換気扇のスイッチが切れる。余分に作動させることで、排気が十分に行われるようになっている。自動で動き、自動で止まるので面倒もないわけだ。
 トイレの換気扇に関して、あえて短所を探すと、ドアの遮音性が上げられる。ドアには、外から空気を取り入れるための隙間を設ける。この隙間があるために、音が外に漏れやすいのだ。
この欠点を解消するため、隙間の位置を工夫。廊下に面したドア上部から空気を取り入れ、厚さ5cm程度のドア内を空気が通ってドア下部からトイレ内に空気が出て行く。そのような「空気の通り道」を内蔵したドアも開発されている。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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