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2009年9月15日 (火)

バルコニータイル

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【NO.235】「バルコニータイル」のウソ・ホント《会員リクエスト》

バルコニータイルって何?
235 バルコニータイルは、直訳するとバルコニーの床に敷き詰めるタイルのこと。戸建て住宅の場合、庭に張り出したバルコニーに床用のタイルを貼ることがある。それももちろんバルコニータイルだが、マンションのバルコニー用タイルは内容が異なる。
 マンションの場合、バルコニーは共用部分となり、個々の住戸でタイルを貼ることは許されない。しかし、置くだけのタイルならば許可される。
 そこで、マンションのバルコニー用タイルは、焼き物ではなく強化プラスチックなど軽い素材のものとなる。そのタイルの下にやはりプラスチック製の足を付け、バルコニー面から少し浮いた状態で敷き詰める(置く)のが一般的な形式である。


バルコニータイルの長所は?
 バルコニータイルの色はベージュや薄いグレーが一般的。柔らかな色合いであるため、コンクリート面がむき出しになっているより高級感が出る。
 そして、バルコニーの床が持ち上がるため、リビングの床との一体感も演出できる。リビングの床と同じ高さまで持ち上げると、リビングの床がバルコニーまでつながっているように見える。つまり、リビングが広く見える。それが、大きな特徴だ。
 加えて、タイル表面がきれいに保たれやすいので、素足や靴下のまま出ても支障が少ないという利点もある。
 これは、タイルとタイルの間にすき間があることから生まれる長所。砂ボコリがすき間から落ちるので、タイル表面が汚れにくいのだ。もちろん、まったくきれいというわけではない。汚れるのだが、汚れ方が少ないため、素足で出やすいというわけだ。
 これは、木のタイルを敷き詰めたときにも生まれる効用である。
 
 
バルコニータイルに短所はないの?
 内側に虫がわく?という不安を抱く人が少なくない。バルコニー面とタイルの間にすき間ができるので、そこに虫が入り込みそうだ。
 実際にタイルを敷いたことがある私の経験を申し上げると、たしかに虫がいました。
 引っ越すときにタイルを上げたら、一部に蜘蛛の巣があり、ダンゴ虫などの姿も認められた。しかし、住んでいる間、虫がタイル下から大量発生したことはない。下が土ではなく、コンクリート面なので、虫の心配は少ないだろう。
 こまめにタイルを上げ、掃除をすれば蜘蛛の巣も防ぐことができる。しかし、そんな場所まで掃除する気にならないのが実情。私の場合、3年ほど敷きっぱなしだったが、別に支障はなかった。まあ、たまには掃除をしたほうがいいのだろうが……。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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