集合郵便受け
【NO.223】「集合郵便受け」のウソ・ホント
■集合郵便受けって何?
「集合郵便受け」は、マンション全体の入り口=エントランス部に設置されるもの。マンション居住者の郵便受けをまとめた共用施設のことだ。
マンションの場合、各住戸の玄関ドアに小窓を開け、そこに郵便物を配達してもらう方法がある。そうではなく、郵便受けを1カ所にまとめてしまうわけだ。
集合郵便受けでは住戸ごとに箱が分けられ、部屋番号と居住者の名前を明記。郵便物と新聞を受け取ることができるようになっている。
■集合郵便受けの長所は?
初期の集合郵便受けは、エントランスの壁に設置され、配達する側と受け取る側が一緒だった。コインロッカーと同じような方式になっていたわけだ。
郵便物や新聞を受け取る口は細長く、そこから手を入れて郵便物を抜き取ることができない。郵便物・新聞を受け取るときは、鍵付きの扉を開ける方式である。
この方式の集合郵便受けは、主に配達人の手間を省くために設置された。昔のマンションは、エレベーターなしのものが多く、配達人は階段の上り下りを強いられた。それは大変だろうと、1階部分に集合郵便受けを設置したのが始まりだ。
しかし、今は事情が異なる。
現在のマンションは、オートロックによって建物内に入る人を制限する。無用の人は入館できないようにするので、配達人も建物内に入りにくい。
そこで、集合郵便受けの設計も変わってきた。以前とは異なり、「外から入れて、内側で受け取る」方式=スルー方式が主体になっているのだ。
現在の集合郵便受けは、マンション全体のセキュリティを守るために設置される。つまり、居住者のために設置されているのである。
■集合郵便受けの短所は?
集合郵便受けのおかげで、マンションのセキュリティを守りやすい。それはいいのだが、一方で居住者の面倒が増える。
郵便や新聞を受け取るために、いちいちエントランスまで行かなければならないからだ。
その短所を解決するため、新聞配達人だけは建物内に入りやすいようにする工夫も生まれている。それについては、「新聞配達サービス」として別項で解説したい。
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