展望ラウンジ
【NO.218】「展望ラウンジ」のウソ・ホント
■展望ラウンジって、どういうもの?
展望ラウンジは超高層マンションに設置される共用施設。超高層マンションの上層階は眺めがよい。しかし、中層階、下層階に住んでいる人はその眺めを楽しむことはできない。
せっかく超高層マンションに住んでいるのに、眺めのよさを満喫できないのは物足りない。また、親類や友人が遊びに来たとき、眺望を披露できないのは寂しい……。
そこで、マンション居住者ならば誰でも眺めのよさを楽しむことができるように、と設置されるのが展望ラウンジだ。
一般的には最上階に近い上層階にラウンジを設置。ソファやテーブルなどを置き、トイレも設置してくつろぐことができるようになっている。
■誰でも無料で利用できるの?
展望ラウンジのなかにはミニキッチンなどを付け、パーティが開けるようになっているケースがある。その場合は、あらかじめ予約して使うのが普通で、部屋の使用料が必要になる。
眺望を楽しむだけのスペースであれば、無料で予約なしで利用できるのが一般的だ。ただし、利用時間が制限され、夜中は施錠されることが多い。
■展望ラウンジに短所はないの?
特に短所はない。展望ラウンジは小さな子供の遊び場、母親たちの“集会所”として活用され、重宝がられている。
しかしながら、展望ラウンジはすべての超高層マンションに設置されるわけではない。はじめから設置されていない場合、後から開設するのは不可能に近い。
また、展望ラウンジがあっても、利用者を限定する場合もある。例えば、40階建てのマンションで40階の展望ラウンジを利用できるのは25階以上の居住者だけと定められるケースがあるのだ。
そのため、超高層マンションを買うときは展望ラウンジがあるか、誰でも利用できるかを確認する必要があるだろう。
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