« 冬のボーナスで購入したい物は? | トップページ | ゴミ分別で最も困ること、面倒なことは何ですか? »

2008年12月 9日 (火)

剣先フェンス

Blog_back060615

【NO.216】「剣先フェンス」のウソ・ホント

剣先フェンスって、どういうもの?
216 剣先は「けんさき」と呼ぶ。マンション敷地の外周に張り巡らされるフェンス、その先端を剣もしくは槍のように尖らせたものを指す。
 先が尖っているから、不法侵入者が手を掛けにくい。だから、侵入されにくいフェンスになるわけだ。
 主に鋳鉄でつくられ、単純な柵になるのではなく、装飾が施されるのが普通。鉄を加工し、レースを編むように組み合わされるわけだ。そのため、見た目の美しさも出てくる。
 先が尖っているため、低い柵に設置されると子供が遊んでケガをするといった危険が生じる。そこで、剣先フェンスが設置されるのは、高さが2m程度の高い柵において。鉄製の高い柵で先端が尖っている——それが剣先フェンスの一般的スタイルだ。


剣先フェンスの長所は何?
 剣先フェンスの長所は、犯罪抑止力と見た目の美しさ。といっても、防犯性がそれほど高いわけではない。というのも、泥棒がその気になれば、尖った部分を避け、塀を越えることなどたやすいからだ。
 乗り越えようと思えば、簡単に超えられる。しかし、心理的な犯罪抑止力はある。「このマンションは防犯に気を使っているな」と思わせる力はあるわけだ。
 そして、前述したとおり、見た目の美しさがある。この美しさのほうが、実際には大きいと考えられる。
 
 
剣先フェンスに短所はないの?
 実際には防犯性が低い。それが短所の一つ。もう一つは、加工に手間がかかるため、高価であること。そして、鋳鉄のものは、定期的に塗装をし直すなどメンテナンスの手間と費用がかかる。これも短所といえば短所となる。
 そのため、剣先フェンスは主に高級マンションで採用されることが多くなっている。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

Blog_back060615

|

« 冬のボーナスで購入したい物は? | トップページ | ゴミ分別で最も困ること、面倒なことは何ですか? »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/177663/43363988

この記事へのトラックバック一覧です: 剣先フェンス:

« 冬のボーナスで購入したい物は? | トップページ | ゴミ分別で最も困ること、面倒なことは何ですか? »