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2008年6月10日 (火)

オープンスペース

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【NO.203】「オープンスペース」のウソ・ホント

オープンスペースって何?
203 マンションの敷地には必ず「オープンスペース」がある。これを日本語でいうと「空地」——といっても、“あきち”と読むのではない。「くうち」と読むのが正しい。建物を建設せず、共用庭や緑道、駐車スペースなどに活用する土地のことを指す。
 つまり、マンションの敷地内で、建物が建設されない場所すべてがオープンスペース(空地)と言うことになる。


オープンスペースはどれくらい必要?
 オープンスペースは、「%」で示されるのが普通だ。具体的には「このマンションは、空地率●%」というような表記になる。敷地のうち何%がオープンスペースになっているかを示すわけだ。
 空地率は高ければ高いほど好ましい。駐車場が広くなり、緑の空間も多くなるからだ。実際、分譲マンションには空地率50%以上の物件が少なくない。空地率70%つまり、敷地の3分の2以上が駐車場や緑地として活用されるマンションもある。
 そのように空地率が高いのは郊外に建設されるマンション。また、都心部の超高層マンションも空地率が高くなる。
 
 
オープンスペースの問題は?
 オープンスペースでは空地率の高さとともに、その内容にも注意したい。というのも、オープンスペースには「公開型」と「非公開型」があり、使い勝手が大きく異なるからだ。
 「公開型」というのは、マンションの居住者以外も自由に立ち入ることができる形式。そのようなオープンスペースを「公開空地」と呼ぶ。超高層マンションに設置されるオープンスペースは、この公開空地になるのが基本だ。
 その理由を簡単に説明しよう。
 超高層マンションは、高さ制限を特別に緩和してもらい建設されるのが一般的。「高さ制限を緩和してもらう見返りとして、オープンスペースを万人に公開する条件が付く」と考えればよい。
 マンションの居住者からすると、マンション居住者以外は立ち入りできない「非公開型」のほうが好ましい。安全だし、管理もしやすいからだ。
 そのため、オープンスペースに関しては空地率とともに公開型か非公開型かを確認する必要があるわけだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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