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2008年6月24日 (火)

手すりの下地

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【NO.204】「手すりの下地」のウソ・ホント

手すりの下地って何?
 手すりの下地とは、壁内部に入れる厚さ1cm以上で幅広の板のこと。この板があれば、将来、手すりをねじ止めするときに固定しやすい。
 現代の住宅では、内装壁として石膏ボードを用いるのが一般的。加工しやすく、断熱性、遮音性の高い建材である。しかし、この石膏ボード、釘止めやねじ止めがしにくく、そのままでは手すりを固定しにくい。
 そこで、将来、手すりを設置するときのためにあらかじめ壁内に仕込んでおく板——それが手すりの下地材となるわけだ。


なぜ、最初から手すりをつけないの?
 手すりの下地材が入れられるのは廊下の壁やトイレの壁など、将来手すりを設置する可能性が高い場所だ。
 それらの場所には、最初から手すりを付けておけばよいとも考えられる。
 しかし、廊下の場合、最初から手すりを付けると有効幅が狭くなり、通行に支障がでることがある。
 また、手すりを設置する場合、使用者の状況により、使いやすい位置が異なる。そこで、手すりは必要になったとき、必要な場所に設置。それまでは、手すりナシのほうがよいという考え方ができる。
 この考えにしたがい、下地材だけを入れておき、実際の手すりは必要になったときに設置する方法が広まっているわけだ。
 
 
手すりの下地に問題はないの?
 下地材が入っていることで支障は起きない。むしろ、支障が起きるのは下地材が入っていないときだ。
 というのも、下地材がない壁に手すりを付ける場合、工事の手間がかかり、手すりを付けるだけなのに思いのほか工費が高くなったりする。
 下地材が入っていれば工事が簡単で工費も安い。DIYで手すりを自作するのも容易である。
 そのため、手すりの下地材は、あると便利な工夫となり、最新の分譲マンションでは廊下の壁に設置されるケースが増えているのである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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