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2007年11月 6日 (火)

ドッグラン

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【NO.188】「ドッグラン」のウソ・ホント

ドッグランって何?
188 ドッグランを直訳すると「犬が走る」となり、リードなしでペットの犬を自由に走らせる——つまり、運動できる場所のことを指す。
 最近は、日本のマンションでも犬の運動場「ドッグラン」を備えるところが現れ始めた。それが、どのような場所かというと……。
 私が見たドッグランはマンション共用施設の屋上部分に設けられていた。
 ベンチも何もなく、周囲を高さ1m以上の鉄柵で囲んで出入り口は二重。犬が逃亡しないようにされており、設備は出入り口の外に犬の水飲み場が設けられている程度だった。
 運動できるスペースはテニスコートで1〜2面の広さ。コンクリートの床で、とにかく広い場所を犬が自由に走りまわれるようにしているだけだった。
 

ドッグランを設ける長所は?
 このようなドッグランは、ペットの飼育ができるマンション、いわゆるペット可マンションに設けられる。
 さらに、「飼育できる犬が中型犬まで」というマンションに設置されるケースが多い。
 言い方を変えると、ドッグランがあれば中型犬の飼育も可能になる……そういう長所を生む施設なのである。
 通常の「ペット可マンション」では、小型の犬や猫は許されるものの中型以上はダメ、となりがち。中型犬は体も鳴き声も大きく、運動するために広いスペースもいる。
 そのため、マンションで中型犬の飼育も可とするためには、このような運動場がどうしても必要になるわけだ。
 
ドッグランに短所はないの?
 ドッグランを設けて支障が起きた、という話はまだ聞かない。設置例がまだ少ないせいかもしれない。
 そして、この「設置数が少ない」ことが最大の問題といえる。
 設置したくても、適当なスペースがなく、設置できないマンションが多いのだ。広い庭があれば、それはまず居住者(人間)用として使われる。人間用のアウトドアスペースを確保した上で、さらに余剰なスペースがあれば、ようやくドッグランに割り当てられる。そのようなポジションにあるため、なかなか設置されないというわけだ。
 ペットを飼う人が増えている現代では、もっと増えて欲しい施設である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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