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2007年9月11日 (火)

天袋

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【NO.184】「天袋」のウソ・ホント

天袋って何?
 天袋というのは、高い位置のモノ入れという意味。具体的には押入の上部や、床の間の段違い棚の高い位置に設けられる収納を指す。
 押入の上部は、普通の背の高さの人には手が届かない。椅子や踏み台に載って利用する収納スペースとなる。だから、あまり出し入れしない物の収納場所として活用しようというのが、天袋の性格。収納スペースの中では特殊な場所といえるだろう。
 ちなみに、洋室の場合、天井近くに設置される収納は「上部吊り戸棚」とか「上部収納」と呼ばれる。天袋は、和室の押入上部や床の間横に設けられる“和風”の収納スペースに対して用いられる呼び名といえる。

天袋の長所は?
 天袋を設けると、スペースの有効活用ができる。
 例えば、押入に天袋がなかったらどうなるだろう。押入の上のほうは手が届かないので、「使えない空洞」になりがちだ。
 そこで、押入の上部を区切り、「台に載って出し入れするスペース」として活用——それで、スペースの有効活用ができるというわけだ。
 めったに使わないが、捨てることもできない物、例えばおじいちゃんに買ってもらった五月人形や子供の卒業証書が詰まった箱などをしまう場所として天袋は重宝する。
 天袋は上部にあるため内部が乾燥しており、カビ類が発生しにくい。めったに使わないものの保管場所としてふさわしいことになり、それも天袋の長所といえるだろう。
 
天袋に短所はないの?
 最大の問題は、簡単に出し入れしにくいこと。だから、天袋はプラスαの収納スペースとして使うのが好ましい。
 「我が家の収納スペースは、天袋だけ」というような家はとても住みにくいことになるので、注意したい。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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