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2006年12月12日 (火)

地下駐車場

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【NO.165】「地下駐車場」のウソ・ホント《会員リクエスト》

地下駐車場って、どんなものなの?
 マンションに設置される地下駐車場とは、建物や庭の地下に大きな空間を設け、そこに車を収める方式を指す。
 基本的には、車を自分で運転し、決められた場所に駐車。このようなことができるのが、地下駐車場である。機械式駐車場で、パレットに載せた車が地下に下がってゆくものは地下駐車場とは呼ばれない。それは、あくまでも地下を活用した「機械式駐車場」となる。
 地下駐車場は「駐車スペースまで自分で車を運転してゆく」という点で、自走式駐車場の一種と考えられる。サイズや重量の制限がない(希に、サイズの制限が設定されることもあるが)ことも、機械式駐車場と一線を画する点である。

地下駐車場の長所短所は?
 マンションの地下駐車場には長所が多い。まず、地下を活用することで、敷地を有効に活用できる。地上に駐車場をとらなくてすむので、庭をゆったりとることができるわけだ。
 そして、駐車場のセキュリティも守りやすい。
 駐車場が敷地内に分散している場合、駐車スペース用のゲートを設置しにくいし、見回る手間も増える。その点、地下駐車場は出入り口の数が限られるので、ゲートやシャッターを設置しやすく、犯罪者の侵入を防ぎやすいわけだ。
 さらに、収めた車が汚れにくく、塗装の傷み等が発生しにくいのも長所となる。
 長所が多いのだが、地下駐車場を備えるマンションは決して多くない。それは、地下駐車場を設置すると工事費が跳ね上がるからに他ならない。
 工事費が上がると、分譲価格も高くなってしまう。そこで、都心の高級マンションでないと、なかなか地下駐車場を設置できないのが実情となっている。

地下駐車場に耐震性の問題はないの?
 一戸建てで1階部分に駐車場も組み込むと、耐震性に問題が生じやすい。だから、マンションでも地下に駐車場を設けると、地震に弱くなるのでは、と思われがち。しかし、実際には耐震性に影響を及ぼすような地下駐車場は設置されない。
 一戸建ての場合、1階に駐車場も設置すると「大きな空間をつくるために柱や壁が少なくなる」ということが起きやすい。木造住宅の場合、柱だけでなく、壁も耐震性を高める役割を果たす。そのため、柱や壁が少なくなると、耐震性に問題が起きやすいのだ。
 その点、現代のマンションでは地下駐車場を設置するときも、建物の1階に駐車場を設けるときも、耐震性に問題がないように設計される。
 地下駐車場を設置しても耐震性が劣る心配はないと考えてよいわけだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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