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2006年10月 3日 (火)

ベッセル型洗面台

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【NO.160】「ベッセル型洗面台」のウソ・ホント

「二世帯同居間取り」って、どんなものなの?
 ベッセルを翻訳すると、「すり鉢状の器」、もしくは「台に置いた器」という意味。洗面台においては、台の上に四角や丸形の洗面器を置いたような形式全般をベッセル型と呼んでいる。
 これは和製英語ではなく、欧米でも使われている呼び名だ。日本では、洗面台と洗面器が一体化した形式が多くなっているが、それよりも凝った形といえるだろう。

「ベッセル型洗面台」の長所は何?
 ベッセル型洗面台の特徴は、見た目がお洒落であること。“ひと味違う”という意味で高級感もある。だから、分譲価格1億円以上のいわゆる“億ション”では、ベッセル型洗面台が好んで採用される。
 「このマンションは、他のマンションと違う」ことをアピールしたいとき、ベッセル型洗面台はうってつけの設備となるわけだ。

ベッセル型洗面台に短所はないの
 ベッセル型洗面台に対し、洗面カウンターに埋め込まれているのが「一体型の洗面台」。こちらのほうが、一般的である。
 一体型洗面台の長所は、掃除などの手入れが楽ということ。すき間にカビが発生するおそれも少ない。さらに、小さな子供にも使いやすいという長所もある。
 ベッセル型の場合、縁が高くなるので、小さな子供は手が届かないという事態が生じがちなのだ。
 それで、スタンダードレベルの住宅においては、ベッセル型洗面台の人気はいまひとつ。「普通の一体型洗面台でいいわ」という人が多くなっているのである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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