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2006年9月 5日 (火)

セントラルクリーナー

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【NO158】「セントラルクリーナー」のウソ・ホント

「セントラルクリーナー」って、どんなもの?
 セントラルクリーナーというのは、「家に作りつけの掃除機」だと考えればよい。
 屋外に、エアコンの室外機のような本体を置く。この本体からホースを出し、床下や壁の内側を通して、家中に伸ばす。そして、壁にホース取り付け口を設置し、手持ちホースを接続すれば、ゴミを吸い込むことができるという方式である。
 家の中に何カ所かホース取り付け口を設ければ、掃除を行うとき、ヘッド付きのホースを持ち歩くだけで済む。そして、通常の掃除機と同様に吸い込み力の強弱を切り替えることもできる。
 マンションにも一戸建てにも設置できるのだが、実際に採用されるのは圧倒的に一戸建て。掃除機を持って階段を上がるのが面倒という一戸建てで特に重宝される設備といえる。

「セントラルクリーナー」の長所は?
 その長所は軽く、静かで空気を汚さないこと。
 「軽い」というのは、掃除をするときに掃除機本体を運ばないで済むことを意味している。掃除機の場合、重量で大きな比重を占めるのは実は電気コード。そのため、軽さだけを問題にするなら、充電式掃除機でもよいことになる。
 しかし、セントラルクリーナーの長所は軽いことだけはない。
 モーターを屋外に置いているため、掃除中の騒音が少ない。基本的に、ヘッド部分に発生する吸い込み音だけなので、いつでも気兼ねなく掃除できるメリットがある。
 「空気を汚さない」とは、吸い込んだ空気を屋外に排出するため、微細なゴミが室内に吐き出されないことを指す。そのため、セントラルクリーナーを使っている家庭では、掃除機をかける回数が少なくて済むという声もある。
 以上、3点がセントラルクリーナーの大きな長所となる。

「セントラルクリーナー」に短所はないの?
 一方で、セントラルクリーナーの短所として指摘されるのは、値段の高さ。屋外に設置する本体で10万円、20万円という価格帯で、これに室内のホース設置費用がかかる。家を新築時に設置するのが一般的で、その費用は家の規模によって異なる。が、一応の目安をだすと、セントラルクリーナーを設置することで総工費が50万円以上高くなることが多い。
 そこで、設置に二の足を踏むケースが多くなる。
 ただし、費用が高くても、使い勝手はよく、健康にもよいので、決して贅沢な設備ではない。本体の寿命が長いことも考えれば、十分、検討に値する設備と考えられる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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