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2006年5月30日 (火)

最新防犯設備

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【NO.110】最新防犯設備のウソ・ホント

「最新防犯設備」にはどんなものがあるの?
 最新の防犯設備で注目すべきは、オートロックと警備員詰め所の工夫だ。オートロックについては、その項目を見てもらいたい。簡単に言えば、マンション全体の入り口に“関門”を設け、鍵を持っている人、もしくは居住者から許可された人しかマンション内に入れないようにする設備である。
 警備員の詰め所は、夜間、警備員が常駐する方式のマンションで、警備員の居場所となるところ。いずれも、マンションの共用部分にある設備もしくは施設だ。
 この二つを固めることにより、マンション内の安全性が高まる、というのが現在の考え方。そのため、二つに新しい試みが盛り込まれている次第だ。

「オートロック」の工夫って何?
 最新のオートロックには、二つの工夫がある。
 一つは、居住者が出入りする際の面倒をなくす工夫。“関門”として設けられた自動ドアのところで、いちいち鍵で解錠しなくてよくなっているのだ。例えば、ICカードをポケットに入れておけば、自動的にドアが開く。手をかざすと静脈で判定するシステムもあるし、目の虹彩で判定するシステムもある。いずれも、居住者は簡単に入れるが、部外者はシャットアウトするシステムとなる。
 もう一つは、“関門”の数を増やす工夫。マンション全体の入り口に一つめの“関門”を設け、エレベーター前にもう一つ、さらに、エレベーターを降り、各階のフロアーに入るところでもう一つ、と二つ、三つの“関門”を設けるマンションができている。
 “関門”を増やしても、居住者はICカードを持つことなどの工夫で素通りでき、面倒はない。部外者だけが入りにくいわけだ。

「警備員詰め所」の工夫って何?
 夜間のマンションを守る警備員は、管理室や管理センターに詰めるのが一般的だ。この管理室や管理センターはこれまで、住戸の近くに設置されていた。
 マンション全体の入り口近くや、敷地中央に設けられた管理センターにいるわけだ。
 ところが、最近は、住戸近くではなく、駐車場近くに警備員詰め所を置くケースがある。夜間の事件で起きやすいのは住戸への侵入ではなく、駐車場の車に対するいたずらや盗難。そこで、犯罪が起きやすい駐車場近くに警備員の詰め所を置こうという発想だ。
 これは、理にかなった方式ということができ、これから増えてゆくことが予想される。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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