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2006年5月30日 (火)

ディスポーザー

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【NO.004】ディスポーザーのホントの実力

ディスポーザーってどんなもの?
キッチンのシンク(流し)にある排水孔。ディスポーザーは、この排水孔のすぐ下に設置され、生ゴミを粉々に砕いてくれる装置だ。通常、排水孔には水だけを流し、食べ物のカスなどは流れて行かないようにする。しかし、ディスポーザーが付いていれば、食べ物のカスなどを流して良い。生ゴミを流し、スイッチを入れるとミキサーのように粉砕してくれる仕組み。ミキサーと同じような音もする。その結果、家庭内に生ゴミが溜まらず、ゴミ出しを楽にしてくれるのが、最大の長所だ。

問題は、どこでも設置できるわけではないこと
 排水孔の下で、生ゴミを粉砕する——それがディスポーザーのすべてではない。
この粉砕装置に加え、庭などの専用の排水処理装置を埋設。粉々になった生ゴミ混じりの水を浄化しなければ、下水に流すことができない決まりになっているのだ。
実は、昔のディスポーザーは、ドロドロにした生ゴミをそのまま下水に流していた。それが、ヘドロの原因になって川や海を汚したため、昭和40年代に各地で設置が禁止された。それが、数年前に「専用の排水処理装置を付ければ、設置しても良い」ことになり、急速に普及したわけだ。
現在、ディスポーザーはマンションなど集合住宅に設置されるケースが多い。集合住宅の場合、数十戸、数百戸で1基の排水処理装置を設置すれば良いから。一戸建てより、ずっと簡単に設置条件が整うからだ。

気になる使用上の注意点は
一戸建てよりも集合住宅に設置しやすいディスポーザーだが、集合住宅だからこそ生じる問題点もある。それは、騒音問題だ。
先述したとおり、ディスポーザーを作動させると、排水孔の下でミキサーのような音がする。その音が意外に大きく、排水管を通して上下左右の住戸に伝わりやすい。
だから、深夜は使いにくい、という欠点が生じているのだ。現在、音の静かなタイプで、騒音レベルは普通の会話以下とされる56デシベル。これでも、状況によっては深夜の使用はためらわれるだろう。
設置費用は、100戸規模の集合住宅の場合で、1戸あたり20万円前後。このコストも欠点の一つか。ちなみに、毎月の電気代、水道代は700円から1000円といったところである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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