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2006年5月30日 (火)

ユーティリティ

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【NO.119】ユーティリティのウソ・ホント

「ユーティリティ」ってどういうもの?
 ユーティリティとは「役立つ」とか「実用」という意味で、住宅においては「主婦のための家事作業スペース」を指す。例えば、キッチンに隣接して、カウンターと椅子のあるスペースがあれば、そこがユーティリティとなる。
 キッチンのバルコニー側が洗濯機置き場となっていて、洗濯物を干すこともできる——そんなユーティリティもある。広い意味ではキッチンの一部なのだが、調理以外の家事をするためのスペース、それがユーティリティというわけだ。
 ちなみに、ユーティリティの中でも机と椅子を設置したものは「ミセスコーナー」とか主婦コーナーとよばれることがある。

「ユーティリティ」の用途は?
 ユーティリティは、キッチンに隣接しているのが特徴。つまり、調理をしながら、調理以外のことをしやすいようにしているわけだ。調理をしながら、洗濯機を回す。調理の合間に家計簿を付ける——そういった用事ができて便利なスペースというわけだ。
 そのため、キッチンから離れた場所に主婦の個室を設け、そこで家計簿を付けたり、アイロンがけをしても、その部屋はユーティリティとは呼ばれない。あくまでも、キッチンに隣接しているのがユーティリティの条件となる。

実際に「ユーティリティ」を使った印象は?
 主婦にユーティリティを使った印象を聞くと、概ね好評。家事が効率よくできるという声が多い。そして、「この家は、ユーティリティ以外でも使いやすいところが多い」という声も。これは、「ユーティリティを設置するような住宅は、その他の部分でも主婦のことをよく考えている」ことを示しているのだろう。
 ユーティリティは家事がしやすいかどうかのバロメーターといったところか。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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