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2006年5月30日 (火)

上部吊り戸棚

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【NO.137】上部吊り戸棚のウソ・ホント

「上部吊り戸棚」ってどういうもの?
 システムキッチンに設けられる収納は、作業台の上下に分かれているのが普通だ。作業台には流しやコンロが並んでいる。その下に引き出しや観音開きの扉を付けた収納スペースがある。そして、作業台の上部——高い位置にも収納スペースがあるのが普通。この高い位置の収納が「上部吊り戸棚」だ。
 天井から吊り下げられた形状になっているのが、名前の由来。位置が高すぎて使いにくいと感じる人もいるはず。しかし、位置を下げると、調理の作業中に頭をぶつけやすい。作業のじゃまにならず、可能な限り収納スペースを増やすために設けられるもの、それが上部吊り戸棚というわけだ。

「上部吊り戸棚」の用途は?
 キッチンでは、軽いけれど場所をとるものが少なくない。例えば、ザルやボウル、そして、干し椎茸などの乾物も軽いが場所をとる食物だ。
 このように、軽いが場所をとるものをしまっておく場所として重宝するのが、上部吊り戸棚となる。
 もっとも、現実には鉄鍋や土鍋など重いものもしまうことも少なくない。そこで、重いものをしまっても大丈夫なように工夫が凝らされることになる。

使いやすい「上部吊り戸棚」の条件は?
 上部吊り戸棚に重いものをしまっても大丈夫なようにする——この工夫こそが、使いやすさのポイントだ。
 一つの工夫は「耐震ラッチ」(別項参照)。大地震のとき、上部吊り戸棚にしまった重いものが飛び出さないようにする工夫である。
 もう一つ、最近増えてきた工夫に「電動昇降方式」がある。これは、スイッチ一つで、上部吊り戸棚の下降・上昇が行われるというもの。これがあれば、上部吊り戸棚の使い勝手が格段に向上する。
 しかし、装置の値段が高いため、まだ分譲住宅にしか採用されないのが残念な点である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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