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2006年5月30日 (火)

L字型キッチン

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【NO.092】L字型キッチンのウソ・ホント

「L字型キッチン」ってどんなものなの?
 システムキッチンの基本形・「一列型」はシンク(流し)とコンロ、作業台が横一列に並んだもの。上から見ると「一」の字になっている。それに対し、上から見るとアルファベットの「L」のように見えるシステムキッチンが「L字型」。つまり、シンク、コンロ、作業台を収めたシステムキッチンが直角に曲がっているものを指す。

「L字型キッチン」の長所は?
 L字型キッチンの長所は、料理をつくるときの家事動線が短くて済むことだ。流しで野菜を洗い、コンロにかけた鍋に入れる——そのような作業を行うとき、流しからコンロまでの距離が短いため、場合によっては手を伸ばすだけで事足りることがある。
 この楽ちんさがL字型キッチンを使ったときに感じる最大の長所だ。収納棚や引き出しにしまった鍋や調理道具を取り出すときも、移動する必要がない。自分の体のまわりで事足りるというのもL字型の長所。要するに、腕を伸ばせば届く範囲で作業ができて楽なわけである。

「L字型キッチン」の短所は何?
 作業が楽なのが長所、と書いたが、実はすべての作業が楽なわけではない。L字型キッチンだと、面倒になる作業がある。それは、ある部分の収納棚からモノを取り出すときだ。
 L字型キッチンの場合、「L」の直角に曲がった部分が問題。例えば、直角部分の下部収納は、扉が小さく、奥が深くなっており、モノをしまいにくく、出しずらい。上部吊り戸棚も同様。扉が開けにくい。奥にモノを入れると、出しにくいといった長所が生まれてしまう。L字型キッチンの場合、この曲がっている部分をどのように工夫しているか——少しでも使いやすくしているか、が使いやすさのポイントになる。
 使いにくいままのL字型キッチンはストレスが溜まる設備となりがちである。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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