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2006年5月30日 (火)

電気温水器

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【NO.012】電気温水器のウソ・ホント

電気温水器は、どんな仕組みになっているの?
 電気代の安い深夜電力を利用してお湯をつくり、タンクに溜めて翌日使う。これが、電気温水器の基本的仕組み。もう少し、詳しく説明すると、深夜電力でつくるのは、100度近い熱湯。これをタンクの上部に溜める。タンクの下のほうには水道水がそのまま入り、この水道水と熱湯を混ぜ合わせ、適温にして浴室やキッチンに給湯しているのだ。水道水は随時補充されるから、外から見たタンクの容量以上にお湯が出てくることになる。想像以上にお湯が使えるわけだ。

電気温水器は、追い焚きができないの?
 これまで、電気温水器の欠点とされたのが、追い焚きできないこと。それに代わる機能として、「高温差し湯」というものがある。これは、熱いお湯を浴槽に注ぎ、湯温を上げるもの。確かに温度は上がるが、効率が悪いし、浴槽の湯量増えてしまうのが欠点。根本的な解決法にはならなかった。
 そこで、今の電気温水器には保温機能が付き、最長で6時間とか8時間、浴槽のお湯を適温に保つようになっている。これで、追い焚きをする必要がなくなることに。
 さらに、日立空調システムのフルオートタイプは、追い焚きもできるようになっている。これは、タンク上部の熱湯部分にパイプを通し、そのパイプ内に浴槽のお湯を送るという仕組み。パイプを通ったお湯は熱湯によって温められ、浴槽に戻ってくる。これで、湯量を増やすことなく、湯温が上がるわけだ。

電気温水器に欠点はないの?
 では、電気温水器に欠点はないのだろうか。実際に使っている人たちの感想を聞くと、設置場所をとるのが難点というのがあった。今は大きなタンクを室内に設置することは少なく、屋根付きのバルコニーや庭に置くのが一般的。でも、装置が大きいので、邪魔になるというのだ。
 加えて、装置の値段が高い、と言う声も多かった。タンクの容量が多くなったといっても、大家族の家ではやはり不安。2基設置するのは費用面で無理。だからあきらめたという人も。もう一息、安くなって欲しいというところのようだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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