レンジフード
【NO.081】レンジフードのウソ・ホント
■「レンジフード」ってどんなものなの?
レンジフードとは、ガスコンロやIHクッキングヒーターの上に覆い被さるように設置される換気装置のこと。これに対し「換気扇」は、壁の上部にファンを取り付けただけのもの。レンジフードの中にも換気扇と同じようなファンが入っているのだが、次の3点が単なる換気扇とは異なる。
1、コンロに覆いかぶさるような形状になっているため、煙や臭いを集める能力が高い。
2、ファンの手前にフィルターがあるため、油汚れがファンに付きにくい。
3、照明がセットされいるため、コンロ部分を明るくすることができる。
このほか、風量の調節ができることや、後で詳しく説明するが、排気だけでなく、給気も調整できるといった特徴もあり、単なる換気扇よりすぐれた機能を備えたのがレンジフードといえる。
■「レンジフード」の長所は何?
レンジフードの長所は、煙や臭いを集める能力が高く、油汚れの掃除がしやすいこと。フィルターを外して洗えば済むので、換気扇を分解し、丸洗いするよりずっと楽というわけだ。そして、もう一つの長所は排気だけでなく給気もコントロールできる製品があることだ。
現代の住宅は、気密性が高いため、排気だけをすると、住宅内が酸欠気味になる。それで気を失うようなことはないのだが、排気能力が落ちる現象が起きがち。そこで、気密性の高い住宅で排気を行うときは、同時に家の中に空気を取り込む給気も行わなければならない。レンジフードを用いた換気システムならば、その連動を行いやすいわけだ。
レンジフード部分で、排気と給気を同時に行うシステムもあるし、レンジフードのファンを回すと、別の場所の壁に付けられた換気扇がまわり、空気を取り入れるシステムもある。
■「レンジフード」に短所はないの?
レンジフードは掃除を楽にしてくれると、先に書いた。これは、日々の掃除を楽にしてくれるという意味。実は、長期間使い続けていると、レンジフードの奥にあるファンや排気ダクトに油汚れが溜まる。それを掃除をするのは大変。「大掃除のついでに、お父さんが……」というわけにはいかず、清掃の専門業者に頼むのが普通。1年か2年に一度はそういった掃除が必要で、そのたびに1万円前後の費用がかかることになる。それが大きな短所といえる。
このほか、高い位置に付けられたレンジフードだと、スイッチに手が届かないこともある。家を借りたり、買うときには、レンジフードのスイッチ位置もチェックポイントになるわけだ。
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