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2006年5月30日 (火)

防犯センサー

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【NO.041】防犯センサーのウソ・ホント

防犯センサーって、どういうものなの?
 防犯センサーは、玄関ドアや窓に付けられる小さな装置だ。構造はシンプル。例えば、玄関ドアの場合、ドアと枠に小さな装置を設置。二つの装置は、ドアを閉めた状態で、接近した状態になっている。それが離れる(つまり、ドアが開く)と、センサーが反応し、警備センターに通報したり、警報を鳴らす仕組みだ。
 窓の場合は、ガラス戸と枠にセンサーがセットされ、ペアになったセンサーが離れると、反応する。センサーは単三電池よりも小さくて、外側はプラスチック製。目立たない色で、仰々しい印象はない。
 この防犯センサーは、警備会社とのセキュリティ契約を結んだ住宅にだけセットされる。つまり、玄関ドアや窓が不正な方法で開けられたとき、警備会社が駆けつけるために設置されるもの。警備会社との契約を行わず、このセンサーだけを取り付けても意味のない設備なのだ。

防犯センサーの使用法は?
 玄関ドアや窓の防犯センサーをセットすると、誰が開けても反応し、警備会社への通報が行われる。そのため、必要なときだけセンサーを作動させ、必要のないときはセンサーを解除しなければならない。
 具体的には、家族全員が出かけて留守にするときや寝るときにセットし、帰宅したときや朝起きた時点で解除する。この解除作業を忘れると、洗濯物を干そうと窓を開けた瞬間に警備会社への通報が行われたり、警報がなったりしてしまう。
 こういう誤作動を起こしてしまったときのため、警報を止める仕組み(利用者にだけ教えられる)や、警備会社に連絡をとる方法も用意されている。

防犯センサーの短所は何?
 付いていれば安心な防犯センサー。しかし、問題は三つある。
 一つは、セット・解除の方法が面倒なものがあること。「リビングにあるインターホン操作盤でセット作業を行い、1分以内に玄関を出てドアを閉めなければいけない」という仕組みの場合、気持ちが焦ってしまうのも短所の一つ。その点、玄関錠で防犯センサーのセット・解除が行えるタイプなら、焦らないで済む。
 玄関錠で防犯センサーをセットするタイプでは、鍵を回して施錠し、さらに鍵を回すと、セットが行われる仕組みになっている。
 二つ目の問題は、窓センサーに関して。
 実は、窓の防犯センサーは、ガラス戸を引き開けると反応するが、ガラスを丸ごと割り、引き開けることなしで侵入されると、反応しないのが一般的。窓ガラスを割ったときも反応し、警報を鳴らしたり、警備会社に知らせる防犯センサーは、まだ一部でした採用されていないのが実情だ。
 もっとも、泥棒が窓から侵入するとき、窓ガラスを大きく割ることはないという見解もある。窓を小さく割って、そこから手を入れて、窓を引き開ける。だから、開けたことを察知するセンサーがあれば十分というわけだ。
 三つ目は、既存の集合住宅に設置しようとする場合、許可が必要なこと。分譲住宅ならば、玄関ドア、窓という共用部分に装置を取り付けるため管理組合の許可が必要。賃貸住宅ならば、オーナー(大家さん)の許可が必要になる。そこで、新築の集合住宅を中心に設置が広まっているわけだ。
 オートロックが一般化している現在、防犯センサーの採用も急速に増えている状況にある。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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