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2006年5月30日 (火)

スロップシンク

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【NO.054】スロップシンクのウソ・ホント

「スロップシンク」って、どんなものなの?
 スロップシンクのスロップは「汚れた水」とか「泥水」の意味で、シンクは「流し」という意味。深く大型の流しを備え、水道とお湯の蛇口、もしくは混合水栓を備えた設備がスロップシンクである。 これは、本来、掃除用のモップを洗ったり、洗濯物を手洗いするために生み出された。br /> もっとも、日本では、家庭でモップを使うケースが少ないので、主に運動靴を洗ったり、換気扇を洗うなどの用途で使われている。特に靴を洗う場所として便利なため、かつては「ズック洗い」とよばれることもあったほどだ。しかし、「ズック」という名称が消えかかっている今、スロップシンクという名前が広く使われるようになっている。

「スロップシンク」の最新傾向は?
 スロップシンクが設置されるのは、洗濯機置き場の隣や、台所に隣接する「ユーティリティ」と呼ばれる場所など。主婦が家事を行う場所に設けられるのが一般的だ。さらに、最近は、マンションなど集合住宅のバルコニーに設置される例も増えている。
 バルコニーのスロップシンクは、鉢植えをいじったり、プランターで花を育てたり、というバルコニーでのガーデニングに便利なように設置されるもの。土で汚れた手や道具をその場で洗うとき、スロップシンクがあれば助かるわけだ。
 鉢植えへの水遣りのためにもバルコニーのスロップシンクは便利。さらに、バルコニーを掃除する際にも、スロップシンクが役に立つという利点もある。

「スロップシンク」に短所はないの?
 あれば便利な設備なのだが、このスロップシンク、賃貸の集合住宅ではあまり設置されない。それは、スロップシンクを設置できるほど洗面所やキッチンが広くないのが、大きな理由。また、どうしても必要な設備ではない、というのも賃貸住宅で設置されない理由である。
 この「なかなか設置されにくい」ことが、スロップシンクの最大の短所といえるだろう。実際のところ、使っている人たちの間では、特に大きな欠点は指摘されていない。バルコニーのスロップシンクにいたっては、「本当に便利」という声が多い。もっと広まって欲しい設備である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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