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2006年5月30日 (火)

内廊下方式

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【NO.139】内廊下方式のウソ・ホント

「内廊下方式」ってどういうもの?
 内廊下方式は、マンションやアパートなど集合住宅に用いられる共用廊下(各住戸に出入りするための廊下)の方式の一つ。共用廊下を屋外に設置するのが「外廊下方式」。これに対し、屋内に共用廊下を設けるのが「内廊下方式」だ。
 古い木造アパートで、この方式にお目にかかることがある。その場合、あまりイメージはよくない。一方で、内廊下方式はホテルに採用されることも多い。ホテルの場合、内廊下にはカーペットが敷かれ、ムードがよい。
 このように、内廊下方式にはよいイメージと好ましくないイメージがあるのが実情だ。

「内廊下方式」の長所は?
 内廊下方式の長所は、天候の影響を受けないこと。雨の日や風の強い日、寒い日でも、快適に通行することができる。
 そして、ホテルと同様にカーペット敷きにすれば、高級な印象も生まれる。つまり、リッチなイメージでリッチに通行できることが内廊下方式の最大の長所と言うことになる。

「内廊下方式」に短所はないの?
 内廊下方式には、短所もある。
 例えば、内廊下のメンテナンスがわるく、薄汚れてしまうとイメージの低下が著しい。もう一つ、大きな短所となるのが共用廊下に面した窓を設置しにくいことだ。
 外廊下方式の場合、外廊下に面した窓を設置するのが普通。これに対し、内廊下に面した窓は設置されない。内廊下に窓をつけても通風・採光の効果が乏しく、一方でセキュリティとプライバシーを守りにくいという弊害のほうが大きくなってしまう。それで、現在は内廊下に面してた窓を設置しないのが普通になっている。
 つまり、住戸の窓が少なくなりがち——それが、内廊下方式の短所ということになる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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