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2006年5月30日 (火)

人感センサー

Juusetsunavi_back

【NO.042】人感センサーのウソ・ホント

人感センサーって、どういうものなの?
 前回取り上げた「防犯センサー」は、泥棒などが不正な方法で玄関ドアや窓を開けたとき、それを警備会社や管理事務所に知らせるためのもの。これに対し、人感センサーは主に日常生活を便利にするために使われる設備だ。
 具体的に説明すると……。
 人感センサーは、人が近づいたことを機械が察知して照明や換気扇のスイッチをONにし、人が離れると自動的にスイッチをOFFにしてくれる設備だ。人の動きを察知するのは、壁や天井に付けられたセンサー。センサーから赤外線が出され、人が帯びている静電気に反応して、スイッチのON・OFFを行う仕組みだ。中には、赤外線と超音波のセンサーを組み合わせ、誤作動をなくしているタイプもあるが、一般家庭で使用する分には、赤外線だけで十分。事実、住宅に用いられる人感センサーはほとんど100%赤外線方式だ。
 人感センサーが設置される場所で多いのは、玄関部分。また、トイレや洗面所、住戸内に階段があるときは階段部分に設置されることも多い。さらに、マンションの専用庭や、集合郵便受けなど共用部分に人感センサーを設置するケースも増えている。

人感センサーが便利なのはなぜ?
 なぜ、人感センサーが便利なのか。
 実際に人感センサーが多く使われている場所-玄関部分を例にとって説明しよう。
 例えば、夜、家に帰って来て、ドアを開け、玄関に入るとする。玄関ドアはゆっくり閉まる方式が多く、ドアが閉まると、玄関内は真っ暗闇になってしまう。マンションの玄関は窓がないケースが多いので、なおさら暗い。で、照明のスイッチを探すのに苦労する……そんなと、人感センサーがあれば、玄関に入った瞬間に照明がつき、便利というわけだ。
 両手に荷物を持って帰ったときも、スイッチを入れる手間がないので、重宝する。
 トイレの照明や換気扇と連動した人感センサー、階段部分の照明と連動した人感センサーも同様の理由で便利だ。
 しかし、専用庭や集合郵便受けに設置される人感センサーは別の目的がある。こちらは、便利ではなく、「防犯」を第一に考えて設置される。
 マンションでも、1階住戸の専用庭には不審者が不法に侵入することがある。また、集合郵便受けには、郵便物を狙う不審者がやってくる。これらの不審者を撃退するために人感センサーと連動した照明・VTRカメラが設置されるわけだ。
 犯罪が多くなった現代の日本では、防犯目的で人感センサーを設置されるケースが増える傾向にある。

人感センサーに短所はないの?
 実際に人感センサーを使っている人の話を聞くと、さしあたって不満の声はない。唯一の不満が、掃除するときうっとうしいというもの。玄関部分に掃除機をかけているときなど、照明が頻繁に付いたり消えたりするので、イライラするというわけだ。
 しかし、その場合は、人感センサー自体をOFFにすればよいのだから、決定的な不満にはならない。
 夜、こっそり出かけようとしても、見つかってしまう、という子供の不満(?)もあったが、これは親にとっては人感センサーの利点ということになるだろう。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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