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2006年5月30日 (火)

対面式キッチン

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【NO.061】対面式キッチンのウソ・ホント

「対面式キッチン」って、どんなものなの?
 キッチンは、形式によって、種類分けされる。まず、「クローズド」か「オープン」か。これは、閉鎖的か、開放的かという違い。例えば、幅1m程度の出入り口が付くだけで、キッチン内が見えにくくなっているのが、「クローズド」タイプのキッチンだ。
 これに対し、出入り口が大きかったり、そもそも出入り口がなく、リビングダイニングと一体化したりしているのが、「オープン」タイプのキッチンである。
 「対面式」というのは、この「オープン」タイプ・キッチンの一種。例えば、リビングダイニングとキッチンの間に大きな窓が開き、その窓で、料理をつくっている人と、リビングダイニングにいる人が向かい合う事ができる設計——それが対面式キッチンだ。
 通常、リビングダイニング側にはカウンターテーブルが作り付けられる。そのため、料理をつくる人と、カウンターテーブルについた人の関係は、カウンターバーの客とバーテンダーと同じ関係になるわけだ。

「対面式キッチン」の長所はなに?
 対面式キッチンは、子育てファミリーにぴったりとされる。理由は、料理の準備をしながら、リビングダイニングの様子がわかるから。小さな子供をリビングで遊ばせているとき、何をしているのか見やすく、安心というわけだ。
 一方で、シルバー世代の夫婦二人暮らしにも向くとされる。それは、妻が料理をつくり、夫がそれを待っている間も自然と会話が生まれ、夫婦関係がうまくいきやすいというのだ。
 それほどの効果があるかどうかはさておき、料理をつくっている間、孤独になりがちな主婦がリビングにいる家族と会話できたり、同じテレビを見たりできる長所は間違いなくあるだろう。

「対面式キッチン」の短所は何?
 長所の多い対面式キッチンだが、致命的な欠点もある。それは、キッチンの中が見えやすいということ。これは、オープンタイプのキッチン全般に共通する短所だ。
 そのため、客が来るときはキッチンを徹底的に掃除する必要が生じてしまう。さらに、キッチンが古くなると、掃除しても汚れている印象になりやすく、それがイヤという主婦が少なくない。
 この短所を解消し、しかし、対面式の長所を残すために考えられるのは、キッチンとリビングダイニング間の窓を小さくすること。料理を出すための小窓程度の大きさにする。そして、レースのカーテンを吊るして、目隠しをする。そんな工夫を凝らした対面式キッチンもつくられている。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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