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2006年5月30日 (火)

構造壁

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【NO.146】構造壁のウソ・ホント

「構造壁」ってどういうもの?
 構造壁というのは、簡単に言うと建物を支える役割をもった壁のこと。これに対し、単に部屋を区切るためだけの目的で設置される壁を内装壁という。
 鉄筋コンクリート造のマンションの場合、構造壁は鉄筋コンクリートでつくられるのが普通。しかし、内装壁には石膏ボードや合板など軽い素材を用いる。内装壁はある程度の遮音性や耐火性をもっていれば、軽く加工しやすい素材で十分なのである。

「構造壁」の注意点は?
 建物を維持するために必要なものだから、構造壁は勝手にいじることはできない。しかし、内装壁であれば、自由に取り外すことができる。これが大きな相違点だ。
 「構造壁はいじることができない」ということは、リフォームを行うときの制約になる。例えば、隣の住戸との境に設けられた構造壁にビスを打ち込むようなことはできない。ましてや、ドリルで穴をあけ、太いフックを設置するようなことも許されない。
 この構造壁は、住戸を囲うように設置されるだけではない。住戸の内側、ときには中央部に設置されることもある。このように住戸内にある構造壁もいじることができない。そのため、リフォームで部屋の間取りを変えたいときに大きな制約になりがち。住戸内にある構造壁には注意が必要なのだ。

「構造壁」のもうひとつの注意点
 住戸内に構造壁があるときは、もうひとつ心得ておかなければならないことがある。それは、構造壁が占める広さも専有面積に含まれるということである。
 構造壁が大きく、設置箇所が多い場合、例えば専有面積が80m2と表記されていても、実質的に利用できる床面積は75m2しかない、と言うことも起きかねない。構造壁が室内にある場合、その分、実質的な専有面積が少なくなってしまうことも心得ておかなければならないわけだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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