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2006年5月30日 (火)

アウトレット

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【NO.122】アウトレットのウソ・ホント

「アウトレット」ってどういうもの?
 アウトレットと聞くと、メーカーが生産しすぎた商品を格安で売る商業形態を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、住宅におけるアウトレットは、それと異なるものを指す。
 壁の下のほうに付けられる電気コンセントや電話の回線をつなぐ差し込みジャックなど、電気や電話回線を「取り出す」ための設備全般を指す。
 最近は、電気と電話回線、テレビアンテナ回線などが一体化した大型のアウトレットがあり、リビングだけでなく、個室にも配置されることが多い。
 それだけ、生活に密着した設備ということだろう。

「アウトレット」はどれくらい必要なの?
 実のところ、アウトレットは、多ければ多いほどありがたい。パソコンとその周辺機器、携帯電話の充電器などコンセントを使うケースが増えているし、各部屋でテレビを見ることも少なくないからだ。
 LDの場合、最低限、部屋の四隅に一つずつ。さらに、中間にも二つ、三つあったほうがよい。電話を置くのにちょうどいいカウンターがあれば、そこにも、もう一つ必要という具合だ。
 寝室や子供部屋にも3カ所以上のアウトレットがほしいところ。洗面所にも必要だし、トイレでは温水洗浄便座用にアウトレットがなくてはならない。玄関や廊下でも、掃除機を使うことを考えてアウトレットが必要になる。  結局、あらゆる場所にアウトレットを設置してあるほうが便利なのだ。

「アウトレット」の新しい工夫とは?
 最近は、アウトレットの数が増加。かゆいところに手が届くように、いろいろな場所にアウトレットが設置されるようになった。
 その上で、今、検討されているのは、アウトレットをより使いやすくする工夫だ。
 例えば、壁の下のほうに電気コンセントがあると、プラグを差す、はずすという動作がしにくい。掃除機をかけるときは、この動作を頻繁に行わなければならず、年をとればとるほどしんどくなる。
 そこで、アウトレットの位置を少し上にずらそうという動きがあるのだ。 上にずらしてもらったほうが、使い勝手はいい。が、問題は見栄え。アウトレットが目立つのは、決して美しくない——このようなジレンマの中、使いやすく、見た目もすっきりしたアウトレットにするにはどうしたらいいか、が今後の課題になっているわけだ。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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