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2006年5月30日 (火)

空気清浄機

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【NO.015】空気清浄機のウソ・ホント

空気清浄機って、どんな仕組みになっているの?
 空気清浄機の仕組みを一言で説明すると、空気中に漂う微粒子をフィルターに吸着させ、空気の汚れを取り去るというもの。微粒子を捕獲する方法には2つの種類がある。ファン式とイオン式と呼ばれるものだ。ファン式は、モーターでファンを回し、いわば掃除機のように空気を吸い込んでフィルターに通す方式。これに対し、イオン式はファンとモーターがない。その代わりに、空中放電する機能をその備えている。空中放電で微粒子をプラス帯電させ、本体内のマイナス電極に引き寄せてフィルターに捕獲するのがその仕組みだ。
 そのため、モーター式は効率が良いものの、うるさいという欠点があり、イオン式は静かだが、効率が悪いという欠点がある。現在は、モーター式とイオン式を組み合わせ、昼間はモーター式、夜はイオン式にできる製品も登場。しかし、これは値段が高いのがネックになる。
 これらに加え、汚れを取った空気に爽やか成分を加える機能もある。それがマイナスイオン発生装置だ。マイナスイオンは、空気の汚れを取る機能ではないことを覚えておきたい。

空気清浄機は、本当に効果的なの?
0015 空気清浄機で除きやすいのは、空気中の大きな粒子。 例えば、調理中に発生する食べ物のにおい成分は粒子が大きいため、フィルターで除去しやすい。掃除をしているときに発生するハウスダストやペットのにおいも粒子が大きく除去しやすい成分だ。
 これに対し、除去しにくいのが、粒子の小さなもの。 花粉やタバコのにおい、そして、細菌、ウィルスなどは苦手になる。それらを極力除去するために高性能フィルターも登場している。それが、HEPA(ヘパ)に代表される新世代のフィルターだ。
 HEPAにより花粉は除去できるようになったが、病気の原因となる細菌や細菌よりも微細なウィルスとなると、除去することはまず不可能。それが、空気清浄機の限界となる。

空気清浄機には、欠点はないの?
 実際に、空気清浄機を使っている人の感想で多いのは「想像していたより、うるさい」というもの。これは、ファン式で、清浄機能を「強」で運転しているときに感じることが多いようだ。一方、「思ったより静か」という感想をもらす人は、「でも、空気清浄の効果があるのかどうかわからない」という感想も持っている。ファン式、イオン式の長所と短所が如実に表れているわけだ。
 イオン式の場合、運転音が静かだが空気中の汚れを集める能力が低いため、汚れを集めやすい場所に設置したほうがよい。具体的には、エアコンの風が吹いてくる場所。そこに待ちかまえるように設置すると、効果が上がる。
 ファン式の場合、音がうるさいときは、急速運転や「強」の運転にならないよう、設定を調節すると良いだろう。
 ファン式、イオン式ともに消費電力は、さほど問題ではなく、も1ヶ月の電気代は200円以内とされる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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