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2006年5月30日 (火)

室内ドア

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【NO.102】室内ドアのウソ・ホント

「室内ドア」にも流行がるあるって、ホント?
 室内ドアには,実は流行がある。 例えば,ドアノブ——かつての室内ドアには必ず丸いドアノブが付いていた。それが昭和50年代の後半からレバー式が主流になっている。これは,誰にでも使いやすくしようという工夫でもある。
 丸いドアノブだと,握力の弱い幼児では回せないことがある。高齢者も回すのに苦労する。そこで登場したのが,小さな力でも操作しやすいレバー式というわけだ。
 そして,現在は,レバー式に代わり,デザインされたノブが現れだしている。最近の分譲マンションで見かけた一例を挙げると,円柱形のドアノブ——背の低い缶のような形をしたノブがドアに付けられるものがある。円柱形で,握りやすいように窪みがつけられているものもあった。
 要するに,変わった形のドアノブが現れだしているわけだ。これからはドアノブも個性の時代になるのかもしれない。

使いやすい「室内ドア」の条件は?
 現在は,レバー式のハンドルが全盛。しかし,これも万全ではない。例えば,服のベルトやハンドバックのベルトがレバーに引っかかる事がある。服の一部が引っかかり破れてしまったという声も。
 このような引っかかり事故を防ぐために有効とされるのが,室内ドアを壁面から5センチ程度引っ込ませる事。いわば,額の奥に室内ドアが入っているようにするわけだ。
 このようにすると,ドアノブがどのような形であっても,邪魔になりにくい。ただし,室内ドアを後退させると,施工費が高くなる。そこで,「このマンションはお金がかかっているかどうかを見極めたければ,ドアをみればよい」ともされる。室内ドアが壁面から一段奥に引っ込んでいれば,お金がかかっている建物の証拠というわけだ。
 建物の室を見極めるひとつのポイントになるだろう。

丈夫な「室内」ドアのポイントは?
 室内ドアで,注意したいもうひとつのポイントは蝶番(ちょうつがい)——ドアの根元にあり,柱や壁にドアを固定している金具だ。
 この金具が意外に壊れやすい。特に,LDの出入り口に設置される室内ドアは大型で重く,蝶番が壊れやすい。そこで,室内ドアであっても頑丈な蝶番が付いていることがポイントになるわけだ。
 頑丈そうで,一枚のドアに3つの蝶番が付いていればまずは安心。この他,最近はドアの最上部と最下部にひとつずつ金具が付く方式の蝶番もある。見た目がシンプルで,2つしか設置されないため,頼りない印象を受けがち。しかし,実際には最も壊れにくい蝶番とされている。
 住宅選びでは,ドアの蝶番にも気をつかい,壊れにくくないか確認することも必要である。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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