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2006年5月30日 (火)

平置き駐車場

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【NO.148】平置き駐車場のウソ・ホント

「平置き駐車場」ってどういうもの?
 平置き駐車場というのは、舗装したり、砂利を敷いた地面に車をとめる方式の駐車場のこと。一戸建てで庭の一角に駐車スペースをつくるように、極めてシンプルに設置されるものだ。
 シンプルといっても、どんなマンションにも設置できるわけではない。マンションの場合、より多くの駐車スペースを設置しなければならないので、空きスペースがあれば、掘り下げて機械式駐車装置を設置したり、2階建て、3階建ての駐車場棟を建設するのが普通。そのようなことをせず、平置き駐車場にできるのは、敷地に余裕があるマンションだけ。そこで、普通は駐車場の一部だけを平置きにするケースが多くなっている。
 平置き駐車場は「自走式駐車場」の一種でもある。自走式駐車場とは、機械を使わない駐車場という意味で、2階建てとか3階建ての駐車場棟も含まれる。この自走式のなかで、地面に車をとめるものが平置き駐車場ということになる。
 マンションの駐車場を分類すると、「駐車場には機械式と自走式があり、自走式のなかに平置き式がある」ということになるわけだ。

「平置き駐車場」の長所は?
 平置き駐車場の長所は、使い勝手がよいこと。機械式のように車の出し入れの面倒さがない。2階建て3階建ての自走式駐車場の場合、駐車場内で車までたどり着くのに時間がかかりがちだが、平置き式ならそんなこともない。
 そして、収める車の制限が少ないのも長所のひとつ。長さや幅、重量の制限が緩く、大型の車もとめやすいのだ。

「平置き駐車場」の最新傾向は?
 平置き駐車場は使い勝手がよいため、それを望む人が多い。しかし、現実的には数が少なく、マンション居住者のうち、身障者の方が優先的に利用できるというケースが多い。
 もう一つのパターンは、1階住戸の居住者だけ平置き駐車場を利用できるというもの。これは、1階住戸に専用庭が付き、その一部が駐車場となっているときに採用されやすい。1階住戸の住人だけがその駐車場を利用できるという仕組みだ。
 それ以外の人も利用できるくらい、平置き駐車場が多いマンションもある。しかし、その場合も、平置き駐車場は、毎月の利用料が高く設定されるのが普通。機械式ならば毎月1万円だが、平置きなら1万5000円といった差が生じるわけだ。
 使いやすいが、なかなか借りにくいのが平置き駐車場ということになる。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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