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2006年5月30日 (火)

フルオートバス

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【NO.019】フルオートバスのウソ・ホント

フルオートバスって、どういうものなの?
 名前からすると、何でも自動的にしてくれるお風呂だが、実際に自動化されているのは、お風呂を沸かす作業だけ。
 「運転」とか、「お風呂」などと書かれたボタンを押すだけで、湯船に好みの湯量、好みの湯温のお湯をはってくれる。その後、一定時間は、お湯がさめたら追い焚きし、お湯が減ったら好みの湯量まで足してくれる。翌日、同じお湯を使って沸かし直しするときも、同じボタンを押せば良い。湯船の湯量、湯温を判断し、自動的にお湯を足し、追い焚きをしてくれる設備だ。
 このシステムでは、風呂場に作動スイッチがあるほか、キッチンにもリモコンスイッチがあり、お風呂を沸かすとき、いちいち風呂場まで行かなくても済むようになっている。それも便利な点だ。

フルオートバスとセミオートバスはどこが違うの?
 このフルオートバスによく似た設備がセミオートバス。いずれも現役の設備で、住宅によってフルオートであったり、セミオートであったりする。さて、その違いは……。
 実は、違いは一つだけ。沸かし直しをするときと新たにお湯をはるときで押すボタンが違うだけだ。フルオートバスの場合、沸かし直しの時も新たにお湯をはるときも「運転」とか「お風呂」、「自動」などと書かれたボタンを押せばよい。
 これに対し、セミオートバスの場合、「運転」とか「お風呂」と書かれたボタンを押すのは、新たにお湯をはるときだけ。沸かし直しの時は「追い焚き」とか「沸かし直し」というボタンを押す。これが、違いだ。
 フルオートバスにも、「追い焚き」というボタンがあるが、これは自動運転任せではなく、今すぐお湯を熱くしたいというときに押すボタン。いわば補助ボタンとなる。
 セミオートといっても、手間のかかり方はフルオートと大差がない。それでいて割安なため、設備コストが抑えられ、家賃や分譲価格も抑えられる——それが、セミオートバスの長所となる。

フルオートバスの、次に“来る”設備は?
 便利なお風呂設備の象徴が、フルオートバス。といっても、自動化されているのは、お風呂を沸かす仕事だけ。最も面倒な風呂掃除は、相変わらず、人間の手に委ねられている。この「掃除の手間を省く」のが、次の課題だ。
 現在、水まわり機器メーカーは、掃除が楽な浴室の開発にしのぎを削っている。掃除が楽になるだけでなく、掃除も完全自動化できたら、大ヒット間違いなし。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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