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2006年5月30日 (火)

バルコニー(応用編)

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【NO.130】バルコニー(応用編)のウソ・ホント

「バルコニー」に使いやすい、使いにくいはあるの?
 バルコニーには使いにくいものがある。
 例えば、隣の建物と近いのに、バルコニー内が丸見えになってしまう設計のもの。逆に、景色のよい場所のマンションなのに、バルコニーの柵がコンクリート壁になっていて、景色を楽しめないもの……。
 なにより使いにくいのは、狭いバルコニー。奥行きが1メートル20センチ未満だと狭苦しい印象になるし、鉢植えなどをも置きにくくなる。
 また、バルコニーに面して全面の窓を設けていると、エアコンの室外機の置き場所に苦労することがある。このように室外機を設置しにくいバルコニーも使いにくいと言わざるを得ない。
 バルコニーに降った雨は専用の排水管で排出される。この排水管は、外から見えない場所に配置されるのが普通。そのため、LDなど室内側からよく見えてしまうことがある。
 見えてしまうのに、目立つ色だとうっとうしい。例えば、白い柱に沿って、あか茶の排水管があり、その様子がLDから見えると、見苦しいわけだ。これなども使いにくいバルコニーになる。

「バルコニー」を快適にするポイントは?
 眺望のよいマンションの場合、バルコニーの柵を細い鉄柵にするとか、アルミのフェンスにガラスを入れるといった工夫が求められる。逆に、外から覗かれやすいバルコニーの場合、コンクリートのフェンスで視線を遮ったほうがよい。
 エアコンの室外機置き場がしっかり確保され、しかも、室外機を隠すように格子戸等を設ける工夫もうれしい。雨水の排水管も外壁や柱と同系色にしてあるべきだ。
 バルコニーにテーブルと椅子を置き、食事やお茶を楽しめるようにする工夫もあるが、屋外で暑くも寒くもない、風もないし、虫もこない日は1年に何日もない。そのことを考えると、バルコニーと室内の中間的なサンルームを設けているほうが使い勝手はよいと思える。

こんな設備があると便利
 バルコニーにあると便利なのは、電気の外部コンセントと外部水栓。プランターで緑を育てるときは、外部水栓がどうしても欲しい設備となる。最近は、小さく、目立たないデザインの外部水栓もあり、注目されている。
 夏の西日が厳しくなるバルコニーに、日除けを設置するためのフックを最初から設置してあるマンションもある。これなども、簡単だが、お役立ち度の高い設備といえるだろう。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

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