« 温水洗浄便座 | トップページ | 新タイプ網戸 »

2006年5月30日 (火)

全自動洗濯乾燥機

Juusetsunavi_back

【NO.007】全自動洗濯乾燥機のウソ・ホント

全自動洗濯乾燥機は、なぜドラム式が多いの?
 洗濯物を入れると、水洗いから脱水、乾燥まで行ってくれる「全自動洗濯乾燥機」の場合、むずかしいのは「乾燥」の作業。洗濯物をほぐしながら温風で乾かさなければならないからだ。この「ほぐし」をしやすいのが、ドラム方式。上から洗濯物を入れる従来方式で、乾燥まで行おうとすれば、洗濯槽(兼乾燥槽)を回転させるだけでは不十分。フライパンを返すように洗濯槽に振動を与え、洗濯物をほぐさなければならないわけだ。
 これはなかなかむずかしいため、上から洗濯物を入れる方式で、完全に乾燥を行うのは無理。それで、横から洗濯物をいれるドラム式が主流になっているのだ。

ドラム式洗濯乾燥機に短所はないの?
 ドラム式洗濯乾燥機の値段は、従来の洗濯脱水機に比べて、1.5倍から3倍以上といったところ。この値段の高さが短所の一つ。そして、しっかり乾燥まで行おうとすると、1回に処理できる洗濯物の量が少なくなってしまうのも短所の一つだ。例えば、1回に洗える洗濯物が6キログラムまででも、乾燥は4キログラムまでということがある。この場合、6キログラムの洗濯物を入れてしまうと、乾燥が不十分のままできあがってしまう。十分な乾燥を求めるなら、一度に洗濯する量を少な目にしなければならないわけだ。

超高層マンションにあらかじめ設置してあるのは、使いやすいの?
 最近の分譲マンションでは、初めから洗濯乾燥機を設置して分譲されるケースが増えている。特に、超高層マンションで洗濯乾燥機付きの例が多い。超高層マンションの場合、風が強すぎて、洗濯物を干すことができず、乾燥機なしでは生活できない住戸が多いからだ。そして、都心の超高層マンションでは、分譲価格が高いこともあり、外国製の高級洗濯乾燥機を設置するケースも。中には、50万円もするドイツ製洗濯乾燥機を備えるマンションも。
 ところが、このドイツ製がくせ者。操作パネルの表示がドイツ語で、さっぱり分からないという事態が生じているのだ。また、外国製品はサイズが大きく(特に背が高い)ため、洗面所のカウンター下に設置すると、カウンター自体が高くなってしまうということも。カウンター下に置きたい洗濯乾燥機、そのサイズが大きいからといって、カウンターを高くしてしまうというのは本末転倒。背が高い人には良いが、小柄の人には使いにくいこともあるので、洗濯乾燥機付きのマンションでは、カウンターの高さをチェックしておきたい。

文:住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄

Juusetsunavi_back

|

« 温水洗浄便座 | トップページ | 新タイプ網戸 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/177663/10310333

この記事へのトラックバック一覧です: 全自動洗濯乾燥機:

« 温水洗浄便座 | トップページ | 新タイプ網戸 »